令和5年9月26日 日和田山女岩にて
山行報告書
目的 | ロープ設置を学ぶ、セルフレスキュー技術の経験を積む、懸垂下降技術の向上 |
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山域 | 飯能 日和田山 |
日程 | 令和5年9月26日(火) |
メンバー | 3年 三橋壌二 2年 田畑天 OB 賀来素直ヘッドコーチ 計3名 |
行動報告
気 象)晴れ 気温27度
08:00高麗駅(集合)~08:30岩場(到着、講習開始)~17:30岩場(撤収・出発)~18:00
高麗駅(解散)
高麗駅に08:00に集合し、賀来ヘッドコーチと合流後、トイレを済ませて出発する。平日ということで空いているかと思われたが、15人ほどの登山者がいた。すでに、他団体がクライミングに勤しんでいたが、男岩南面には誰もいなかったためロープを張ることに。今回は、安全なトップロープ設置をできるようにすることが第一の目的であるため、賀来ヘッドコーチより細かく指導していただく。具体的には、トップロープ支点として安全かどうかの見極め方、その上であらゆる状況を想定した様々な荷重分散の方法など多岐にわたって教えていただいた。日和田山であれば通用する方法が他の山域では通用しないということを想定して、日々練習する必要があると痛感する。
その後、男岩南面が混雑してきたため、小休憩を挟んで女岩南面へ移動する。移動後は、先ほど教わった知識を使用してトップロープを設置し、懸垂下降の訓練を行う。懸垂下降訓練では、懸垂下降の手順を確認していただくとともに、懸垂下降を行うに際して考えられる危険・対策を細かく指導していただく。これまでは意識していなかった点ばかりであった。懸垂下降の訓練後は、ロープ登高の指導をしていただいた。以前に室内ジムでロープ登高をしたことはあったが、体が思うように安定しなかったりと外岩で行う方が圧倒的に難い。
何度か訓練をしているうちに終了時間が迫って来たので、急いで撤収し下山した。
今回の練習では、画一的な方法しか知らない自分たちにとって、大きな学びを得ることができた。よく利用されている方法が、すなわち安全性が高いわけではなく、その場その場に適した方法を考えて実行していく必要がある。そのためにはより多くの知識や技術を習得するとともに、数多くの山行経験を積む必要がある。これからも定期的にロープワーク講習を行っていきたい。
末筆にはなりますが、お忙しい中参加していただいた賀来ヘッドコーチには厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
(報告者:三橋 壌二)