6月29日 西丹沢中川川水系モロクボ沢遡行~大滝

モロクボ沢大滝にて (左から1年曹、鈴木、3年三橋、撮影:賀来HⅭ)

山行報告書

目的 沢登りにおける歩行技術の向上、読図能力向上、ロープワーク技術の向上
山域 西丹沢 中川川水系 モロクボ沢
日程 令和5年6月29日(木)
メンバー 3年 三橋壌二
1年  曹婉婷、鈴木大翔
OB  L賀来素直ヘッドコーチ
計4名

行動報告

気  象)晴れ 気温28度(入渓時)

08:10新松田駅(集合)08:25~(バス移動)~09:36西丹沢ビジターセンター09:45~10:30モロクボ沢入渓点10:40~11:40大滝~13:40善六ノタワへの分岐~15:30善六ノタワ分岐~17:50西丹沢ビジターセンター19:00~20:15新松田駅(解散)

  08:10に新松田駅に集合し、西丹沢ビジターセンター行きのバスへ乗車する。平日ということもあり、バス利用者は私たちを含めても10人ほどであった。定刻通りに西丹沢ビジターセンターへ到着し、トイレを済ませて出発する。梅雨真っ只中とは思えない快晴振りに、一同、気持ちが高揚する。

10:30にモロクボ沢入渓点へ到着、沢装備に着替えて出発する。入渓点直後にある堰堤を巻き、いよいよ沢に入り、全身でマイナスイオンを感じとる。適宜、賀来コーチから、沢での読図技術や歩行技術を指導してもらいながら進んでく。11:40に大滝へと到着する。大滝は、賀来コーチに一人ずつ引き上げてもらいながら巻いていく。巻き道とは言うもの
の、フットホールドが滑りやすく通過するのに時間がかかるが、全員無事に大滝上部へとたどり着く。大滝通過後は、深い釜とナメ滝が連続する。一同、下半身まで釜につかって体の疲れと汚れを落としていく。その後はヘビやカエルなどと遭遇し、非日常を噛みしめつつ進んでいく。

13:40に善六ノタワ分岐へ到着、リミットに10分ほど遅れてしまったため、善六ノタワ経由で下山することにした。また、曹が膝の痛みを訴えたため装備を減らし、賀来コーチからトレッキングポールを借りることにした。そのおかげか、膝の痛みはいくらか軽減したようだ。15:00頃に善六ノタワ手前の急登部へ到着。急登部は地表面が非常に脆く、バイルなしでは登れたものではないということで、再度、賀来コーチに引き上げていただく。

15:40に善六ノタワへ到着し、西丹沢ビジターセンターまでひたすら下っていく。途中まで順調に下っていくが、曹の膝の痛みが悪化しているとのことで空荷にする。こまめに一本を挟みつつ、17:50に西丹沢ビジターセンターへ到着した。今回は、一年生二人にとって初めての沢登りとなった。

一年生二人は、沢での歩行に苦戦しながらも楽しく登っていた。靴慣らし山行や初夏合宿と比べて、体力の余裕も出てきているように感じる。真面目にトレーニングに励んできた成果であろう。とはいえ、曹の膝の痛みはトレーニングによる疲労蓄積も影響しており、トレーニングメニューや強度の改善に取り掛かりたい。末筆にはなりますが、お忙しい中で計画立案から山行帯同までしていただいた賀来ヘッドコーチには厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

(報告者:三橋 壌二)

当日は天候に恵まれた~バス降車後西丹沢ビジターセンターから白石沢方面へ車道を行く

一年 鈴木(大滝30mの前にて)

ナメを通過して釜に入る一年 曹(写真左)~ひきつっても…笑顔です

大滝を越え、釜を持つ滝の先に堰堤が出てくる

大滝通過後の釜とナメ滝

大滝通過後の釜とナメ滝

釜に浸かって癒される一同

ナメ滝を通過するが意外と悪く、賀来コーチに補助していただいた

善六ノタワから下っていく

西丹沢ビジターセンターに戻って来るゴール!!!

モロクボ沢で出会いました、主でしょうか立派なシマヘビの出迎えを受けました

 

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