令和5年7月8日 塔の岳山頂にて~視界ゼロ残念でした (撮影:大谷)
山行報告書
目的 | 1年生の靴慣らし、体力強化、リーダーシップ・フォロワーシップの向上 |
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山域 | 塔の岳 政次郎尾根 |
日程 | 令和5年7月8日(土)日帰り |
メンバー | 3年 L.三橋壌二 1年 黒木佳太 OB 大谷直弘 監督 計3名 |
行動報告
気 象)曇り時々雨 気温19度
07:40渋沢駅(集合)07:48~08:05大倉バス停(バス移動)08:25~10:00作治小屋~10:10
政次郎尾根登山口~12:00政次郎尾根分岐~13:05塔の岳~14:05政次郎尾根分岐~15:20
政次郎尾根登山口~16:50大倉バス停16:55~渋沢駅(解散)
07:40に渋沢駅に集合し、大倉バス停行きのバスへ乗車する。土曜日ということであったが、他の登山客は15人ほどと少なかった。天気が芳しくないせいであろうか。定刻通りに大倉バス停へ到着し、トイレ、レイヤリングやウォーターロ-ディングを済ませて出発する。
出発後は林道ということで、談笑しながら軽快に進んでいく。するといきなり、黒木がカバンの中を確認したいというので確認させると、「バスの中にレーションを忘れてしまいました」とのこと。バスは出発してしまっており取りに行くこともできないで、大谷監督と自分のレーションを分けることにした。過ぎたことは仕方がないと、気を取り直して歩き続ける。
10:10に政次郎尾根登山口へ到着。政次郎尾根では風が吹いており、蒸し暑さもなく快適に登っていく。加えて、人数が少ないこともあってか隊の歩行ペースは良く、黒木もばてたり転んだりすることなく歩けていた。政次郎の頭手前までくると小雨が降りだしたので、レインウェアを着て行動する。表尾根に出てからは、風が強いうえに地面がぬかるんでおり、歩きづらい。そうした状況でも、黒木は転ぶことなく歩けており、安心感すら感じさせてくれる。それからは、時折出会う登山者と道を譲り合いながら塔の岳に到着する。山頂は吹き曝し状態となっていたため、集合写真を撮ってすぐに下山を開始する。
依然として登山道のコンディションは悪いため、慎重に下っていく。政次郎尾根に入ったあたりで風は弱まり、秦野市街も垣間見ることができた。その後もほとんど転倒することなく良いペースで下っていき、政次郎尾根登山口へ到着。黒木曰く、靴擦れや膝の痛みなどの不調はないようで安心した。16:50に大倉バス停へ到着し、整理体操を済ませて渋沢駅行きのバスへ乗車し山行を終了とする。
今回は、黒木の靴慣らし山行ということで塔の岳政次郎尾根を登った。レーション忘れを起こしてしまったことは残念であるが、黒木の歩行や体力面での問題は特段見受けられなかった。夏合宿までにより多くの山行経験を積み、実りある合宿にできるように努めてもらいたい。
(報告者:三橋 壌二)