雲取山頂上
山行報告書
目的 |
リーダーシップ・フォロワーシップの向上、冬山生活技術の向上
ルートファインディング力の向上 |
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山域 | 奥秩父 雲取山 |
日程 | 令和7年1月17日(金)~令和7年1月19日(日) 移動1日、実働2日 |
メンバー | 3年 田畑 2年 L黒木 1年 久保、石川、緒方、加藤 計6人 |
行動報告
1月18日(土) 晴れ -2℃
奥多摩駅04:30~三ノ木戸山07:00~六ツ石山07:50~鷹ノ巣山09:40~11:30七ツ石小屋
前日から奥多摩駅で前泊し、本日は4時に起床した。朝食等を済ませ、計画通り04:30に出発する。天気は快晴で風も少ないが、駅を出た時点から強い冷え込みを感じた。
今回登る石尾根へのアプローチとして、奥多摩駅からすぐの所にある車道から歩いていく。車道の勾配がきつく、序盤から体力を消費する。車道には街灯が少なく、この時間帯だとヘッドランプが必須であった。
すぐに尾根へ乗り上げ、登山道を進んでいく。尾根の始めから傾斜が急なため、頑張ることを要求される。06:50ごろに三ノ木戸山の山頂付近へ到着。一本後、六ツ石山までさらに標高を稼いでいく。07:40ごろ六ツ石山の山頂付近へ到着。そこから先はしばらく平な道が続くため、気が楽になる。道中、城山を巻くトラバースは道幅が狭いため注意が必要であった。トラバース後は鷹ノ巣山に向け登っていく。標高差は大したことがないものの、行動の疲労が溜まっていたためか、少しきつく感じた。
09:30頃鷹ノ巣山に到着。展望が良く、南アルプスの山々を眺めることができた。一本を取った後に出発。いくつかの小さなピークを巻くトラバースを歩き、計画より2時間ほど早い11:30に七ツ石小屋へ到着した。
1月19日(日)晴れ -5℃
七ツ石小屋05:30~05:50七ツ石山~06:50小雲取山~07:10雲取山~08:40七ツ石小屋~09:30堂所~11:00鴨沢バス停
本日は04:00に起床した。朝食を作り食べたのち、テントの撤収を始める。七ツ石小屋はデポ用のスペースがあるため、テント等のアタックに不要な装備を置かせていただいた。
計画通り05:30に出発し、雲取山を目指して登っていく。小屋を出てすぐのところでは、陽が昇っていないせいか登山道のすぐそばに野生の鹿が見え隠れしていた。
30分しないうちに七ツ石山に到着。暗闇のなか写真を撮った後出発する。七ツ石山から先はしばらく平坦な道が続くため、軽快に進むことができた。06:50に小雲取山に到着。道中では、ありがちなことだが耳だけ妙に寒く、毛糸の帽子を着用して行動した。
07:10に雲取山へ登頂。雲取山とその付近は少し雪が積もっており、北側から縦走してきた人々の中にはアイゼンを装着している方もいた。今山行のルートではアイゼンやチェーンスパイクの出番がなかったため、北側の様子が気になるところだ。
山頂で記念撮影を行った後すぐに下山を開始。特に事故などなく七ツ石小屋へ戻り、装備を回収し鴨沢へ向かっていく。11:20のバスに乗りたかったため少し速足になったが一年生は問題なく着いてきていた。11:00に鴨沢バス停に到着し行程を終えた。
今回の山行では、夏の雲取山行と比べ、体力や生活技術など、一年生の成長ぶりが確認できる収穫があった。この調子で来年、一年生には立派な先輩として成長してもらうと心強い。また、一年生のみならず部単位で、今後の合宿や来年度に向けて成長していきたい。
(報告者:黒木佳太)