平戸の岩場 集合写真
山行報告書
目的 |
トップロープの設置、支点構築、トップロープビレイ技術の向上、懸垂下降訓練
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山域 | 飯能 平戸の岩場 |
日程 | 令和7年4月8日(火) |
メンバー | 3年 星野伶旺、曹婉婷 2年 石川雄大、久保開、加藤晴登、飯塚榛 OB L..ヘッドコーチ賀来素直 学生6名+コーチ1名 計7名 |
行動報告
4月8日(火) 晴れ
08:40東吾野駅〜09:00岩場(到着、ロープ設置)~10:00登攀・訓練開始~16:40岩場(撤収・出発)~17:10東吾野駅(解散)
東吾野駅にて定刻通り集合し、岩場へ向かう。岩場は平日ということもあり、我々以外誰もいなかった。早速、岩場上部にトップロープを設置しに行く。上部は滑ると危険であるため、fixロープを張り、安全確保をした上で、時間はかかったが2箇所使い、全員トップロープを一回、設置する。岩場にあるボルトの強度についてなど、支点構築、評価について賀来ヘッドコーチより指導を受ける。次回以降、学生でしっかりとトップロープを設置できるように、よく復習する必要があると思う。
その後、マッシャーをして、懸垂下降を行った。二年生は、岩場で初めての懸垂下降であったが、怖がることなく、スムーズに下降できていた。設置したトップロープを全員2箇所登った。ビレイについても、再度復習することができ良かったと思う。二本とも各自、登り、昼休憩をした。
昼休憩後、岩場下部を用いて、懸垂下降の仮固定を練習した。実際の岩場だと、傾斜もあり仮固定をスムーズに行うにはコツを掴み慣れる必要があるように思う。仮固定を何度も繰り返したのち、ムンターヒッチでの懸垂下降を練習した。ビレイデバイスの紛失時に役立つ技術であり、ムンターヒッチとカラビナのゲートの向き次第では、ムンターヒッチが自然に解除されてしまう危険があることが分かり、しっかりと理解する必要があった。
最後に、登り返しの技術について教わる。賀来ヘッドコーチより一連の流れの説明を受けたのち、各自が実際に行った。足をスリングにかけて登るとき、うまく力を利用する必要があり、また登り返し返しのシステムを構築する際に、間違えることはできない。
時間いっぱい訓練を行ったのち、ロープを回収し、東吾野駅にて解散した。レスキュー技術についての技術の向上が今後の課題だと感じた。また今回教わった内容を、しっかりと教えられるようにしないとならない。
(報告者 星野怜旺)