男岩南面を登る1年生田邊部員(左)
山行報告書
日本大学山岳部
目的 | ロープワーク技術の向上、登攀技術の向上 |
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山域 | 飯能 日和田山 |
日程 | 平成28年6月26日(日) |
メンバー | 4年 L.水越健輔 3年 岡本碩士 2年 國谷良介、高橋佑太 1年 近藤歩、田邊カレン、福島端流 OB 宝迫哲史コーチ 計8名 |
行動報告
08:00高麗駅(集合)~08:40岩場~(クライミング開始)~16:00岩場(クライミング終了)~16:40高麗駅(解散)
早朝から天気は良く、気温は少し暑いくらいだった。水越主将、岡本、高橋の3人は他のメンバーより早く岩場に向かい、女岩南面、西面チムニーの2か所にロープを張る。所々晴れ間はあったものの、一昨日の雨で岩は少し湿っていた。8時40分頃残りのメンバーと宝迫コーチが到着し、全員が合流する。
各自で体操を済ませ、2年生が1年生にトップロープの概要や登り方など注意事項を説明する。1年生はこの山行が初めての岩場でのクライミングということもあり、少し緊張した面持ちだった。しかし予めクライミングジムに通っていたおかげか、それほど苦戦している様子はなかった。岩場は日曜日ということもあってか大変混雑していた。
午前中はロープを張り替えず同じ場所で何度か1年生を登らせた。1人当たり2、3回登ったところで懸垂下降の訓練に移る。懸垂下降はトップロープのように始めからうまくはいかず、苦戦する1年生もいた。トップロープを1年生が1人3回行い、昼食にする。昼食後は男岩南面と男岩西面の2ヶ所にロープを張り、そこを登攀する。1年生は積極的に岩場にトライしていた。最後に女岩西面を1箇所を登って撤収した。
全体を通して1年生は積極的に登攀に挑戦し、技術を身に付けようとしているのが印象的だった。また、ビレイしている姿も徐々に様になってきた。今回は宝迫コーチにも参加して頂いたおかげで複数のルートを登ることができ、無事終えることが出来た。
(報告者:岡本碩士)