令和5年7月12日 甲斐駒ヶ岳山頂にて
山行報告書
目的 | 現状の体力確認、体力強化、歩行技術の向上 |
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山域 | 南アルプス 甲斐駒ヶ岳 |
期間 | 令和5年7月12日(水) |
メンバー | 3年 L三橋 壌二 2年 田畑 天 OB 國谷良介コーチ、高橋佑太OB 計4名 |
行動報告
7月11日(火)移動日
部室(文京区千石駅)~バスタ新宿~甲府駅~道の駅はくしゅう
出発前に部室に集合し、装備の最終確認と部室の清掃を行う。バスタ新宿から甲府駅行きのバスに乗車する。甲府駅にて國谷コーチにピックアップしてもらい、道の駅はくしゅうへ。
明日の準備を済ませて就寝する。蚊が多く、なかなか寝付けなかった。
7月12日(水)晴れ時々曇り28℃
道の駅はくしゅう03:50~04:05白州観光尾白キャンプ場04:30~07:10刀利天狗~07:40五
合目小屋跡~08:15七丈小屋~09:30甲斐駒ヶ岳頂上~10:50七丈小屋~11:30五合目小屋
跡~12:20刀利天狗~14:30白州観光尾白キャンプ場
03:15に起床し、朝食やトイレを済ませる。國谷コーチの車で白州観光尾白キャンプ場まで移動し、高橋佑太OBと合流し入山を開始する。
今回、一時間当たりの獲得標高400mを目標としていたこともあり出鼻からハイペースで登っていくが、ペース配分が掴めず600mペースで登ってしまい、開始早々から体力を消耗してしまう。そのため、地形図や高度計をこまめに確認しながら進み、一時間当たり400mの感覚を掴むように歩いていく。そんなこんなで刃渡りへ到着。刃渡りからは、北杜市・韮崎市街や鳳凰のオベリスクが見え、一同テンションが上がる。
刃渡りは慎重に通過し、07:40に五合目小屋跡に到着。五合目小屋跡以降は梯子が連続して現れる。梯子は登りやすいと思ったが、実際登ってみると足に乳酸が溜まり非常に疲れる。なかには、垂直の梯子もあり、足を滑らせれば滑落してしまうことが容易に想像でき、非常に危険である。雨が降っていなくて良かった。
08:15に七丈小屋へ到着、高橋OBの「七丈小屋で登りの半分」という言葉に恐怖を抱きつつ先へ進む。その言葉通り、七丈小屋以降は歩きにくい登りが続き、体力の消耗が激しい。田畑と鼓舞しあいながら、頂上を目指す。09:30に甲斐駒ヶ岳山頂に到着、山頂はガスっており景色は望めなかった。山頂では集合写真を撮った後、小休憩をとり下山を開始する。
山頂から五合目小屋跡までクライムダウンを要する箇所が多く、慎重に通過していく。五合目小屋跡登り返しが終わると、あとはひたすら下っていくだけである。とはいえ、下れど下れど終わりが見えないことに加え、単調な下りが続き集中が途切れてしまうことがあり体力不足を痛感する。14:30に白州観光尾白キャンプ場に到着し、國谷コーチに甲府駅まで
送ってもらい終了とする。
昨年度、悪天に見舞われて行くことができなかった甲斐駒ヶ岳に登ることができて非常にうれしい。しかし、長時間行動などの影響から集中力が途切れてしまったりと自分たちの体力不足を痛感する。来年の三月には、重い荷物を背負っての長時間行動で下級生を見守れるようにならなければならない。下界での体力トレーニングはもちろんのこと、個人山行の回数を増やして体力強化を図りたい。
末筆にはなりますが、お忙しい中で参加してくださった國谷コーチ、高橋佑太OBには心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
(報告者:三橋壌二)