御岳ボルダーエリアにて (撮影:大谷)
山行報告書
目的 |
外岩でのボルダリングを体験する、OBとの交流を深める。
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山域 | 奥多摩 御嶽駅周辺 (御岳ボルダーエリア) |
日程 | 令和6年10月20日(日) 実働1日 |
メンバー | 3年 田畑 2年 黒木、星野、曹 1年 緒方、石川、侯、飯塚、星野、本川、加藤 OB 斎藤コーチ、宝迫コーチ、國谷コーチ、米山コーチ他1名 学生11名、OB・OG 、他計16名 |
行動報告
10月20日(日)御嶽駅〜岩場〜御嶽駅 晴れ23℃
御嶽駅08:35〜岩場08:20〜8:30ボルダリング技術講習9:30~9:40クライミング15:00〜15:45御嶽駅(解散)
当日は、前泊した鳩ノ巣バンガローからOB・OGの先輩方の車両で移動し、午前8時35分に御嶽駅へ到着した。その後、徒歩にてボルダーエリアへ向かい、午前8時45分に岩場に到達した。到着後、宝迫コーチよりスポッティングやブラッシングといった基本技術の指導を受けるとともに、外岩でのマナーや注意事項についての講習を受けた。この講習は特に初参加の1年生にとって大変有意義な学びの場となった。
講習終了後は、複数の岩場を移動しながら各自が課題に取り組んだ。初参加の1年生にとっては、クライミングジムとは異なる自然の岩場に挑戦する初めての機会であり、独特の感触や自然環境に苦戦しつつも、真摯な姿勢で取り組む様子が見受けられた。黒木部員は苦悶の表情を浮かべながらも、最後まで粘り強く課題に挑戦する姿が印象的であり、本川部員は柔軟性を活かした特異なムーブを駆使して課題を攻略し、注目を集めた。また、加藤部員はその持ち前のパワーを発揮し、次々と課題をクリアすることで他の部員に良い刺激を与えていた。
活動中には、偶然その場に居合わせたオーストラリア人男性二人とセッションを行う場面もあった。彼らとは言葉や文化の壁を越えてクライミングを楽しみ、課題について互いにアドバイスを送り合うなど、和やかで充実した時間を共有することができた。このような出会いも、外岩での活動ならではの魅力といえる。
本活動を通じて、部員たちは外岩での技術的な成長を遂げるとともに、OBやコーチから直接アドバイスを受けることで、山岳活動への理解を一層深めた。また、自然の中で挑戦することの難しさと楽しさを学ぶ貴重な経験となった。
今回の活動を実現するにあたり、ご指導いただきました宝迫コーチ、先輩皆様に、心より感謝申し上げます。
(報告者:田畑)