甲斐駒頂上
山行報告書
目的 |
リーダーシップ・フォロワーシップの向上、
体力強化、歩行技術の向上
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山域 | 南アルプス 甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 |
日程 | 令和6年9月9日(月)~令和6年9月10日(火) 移動日1日、実働1日 |
メンバー | 2年 SL.黒木、星野 1年 石川、加藤 OB L.米山コーチ 学生4名+コーチ1名 計5名 |
行動報告
9月9日(月) 曇り 21℃
19:50甲府駅(電車)〜20:40米山コーチ宅
バスが少し遅れるが甲府駅に到着する。その後、宿泊地に到着後、翌日の準備をして就寝した。
9月10日(火) 曇り 24℃
03:10米山コーチ宅 〜04:10尾白川渓谷駐車場04:20〜06:15笹ノ平分岐〜07:55刀利天狗〜08:55五合目小屋跡09:05〜09:50七丈小屋10:00〜11:50甲斐駒ヶ岳頂上12:10〜14:30七丈小屋14:40〜15:40五合目小屋跡〜16:10刀利天狗〜17:50笹ノ平分岐〜19:35尾白川渓谷駐車場
朝3時に米山コーチ宅を出発し、1時間弱、車に揺られ尾白川渓谷駐車場に到着する。車にお風呂セット等の行動に必要ない荷物を置き、日の出前の為、ヘッドランプを装着して歩き始める。
駒ヶ岳神社の方へ向かい、揺れる吊り橋を渡ると登山道が始まる。樹林帯の中、しばらく歩きやすい道が続き、行程が長くなることが予想される為、ゆっくりとしたペースを意識して登るが、少し気を抜くと歩くペースが早くなってしまうことがあった。
5時過ぎ頃から日が出てきて、じめっとした暑さの中、水分補給を挟みながらひたすら歩き続け刃渡りに着く。短い区間だが、過去には事故も起きている場所の為、鎖を持ちながら慎重に通過する。その後、黒戸山はトラバースして進み、少し下り五合目小屋跡に到着する。
このあたりから山頂までは梯子が連続したり、垂直な岩を鎖を持ちながら登る為、呼吸を整えながら登る。登り返してしばらくすると七丈小屋に到着し、小屋の水場で水を補給する。1年生は靴擦れを起こしたり、ばてたりすることなく行動してくれている。良いペースで進んでいき、12時前に山頂に到着すると、霧はありつつも景色が見える。
しばらく休憩し、写真撮影後、きた道を引き返す。下山は危険箇所を慎重にクライムダウンし、鎖場の通過にまだあまり慣れていない1年生もいるため、五合目小屋跡まで時間がかかってしまった。また、刀利天狗すぎあたりから、石川が疲労により遅れ始める。笹ノ平分岐を少し過ぎたあたりで最後の休憩をすると共に、暗くなってきたのでヘッドランプを装着する。単調な道でも暗いので足元に気をつけ、ルートファインディング・危険箇所の注意喚起をしっかりし、ひたすら標高を下げていく。そうして、やっとの思いで駐車場に到着した。
思いの外、長時間行動になってしまったが、日が出ていない中でのルーファイなど貴重な経験が出来た。末筆にはなりますが、お忙しい中、参加してくださった米山コーチには御礼申し上げます。ありがとうございました。
(報告者:星野怜旺)