7月23日 丹沢 鳥尾尾根、塔ノ岳

令和5年7月23日 大倉バス停(下山後)

山行報告書

 

目的 1年生の靴慣らし、体力強化、リーダーシップ・フォロワーシップの向上
山域 丹沢 鳥尾尾根、塔ノ岳
日程 令和5年7月23日(日)
メンバー 3年 L三橋壌二
1年 鈴木大翔、黒木佳太、三角海七渡
OB  大谷直弘 監督
計5名

行動報告

気  象)晴れ 気温23度

07:40渋沢駅(集合)~07:48渋沢駅出発(バス移動)~08:05大倉バス停08:20~09:45新茅山荘〜11:20鳥尾山荘~12:15 政次郎分岐~13:20塔ノ岳~14:30 政次郎分岐~15:40作治小屋~17:30大倉バス停(解散)

 07:40に渋沢駅に集合し、予定より一本前のバスへ乗車する。晴天の日曜日ということであったが、他の登山客は15人ほどと少なかった。定刻通りに大倉バス停へ到着し、トイレ、ログ取りやウォーターロ-ディングを済ませて出発する。

出発後は林道ということで、快調に進んでいく。林道は日陰になっているものの蒸し暑いため、すぐに汗が噴き出してくるが、ばてる隊員もおらず、計画より早く新茅山荘に到着する。新茅山荘にて、鈴木がかかとが靴擦れしそうとのこと。家でテーピングをしてきていないとのことであったので、以後はしっかりと周知する必要がある。
09:45に新茅山荘を出発する。鳥尾尾根は鍋割山や政次郎尾根とは違い、登山道が明瞭でなくわかりづらいため赤布を頼りに進んでいく。蛇行しながらゆっくりと登っていくと、50分ほどで平らな場所へ出る。その場所で一本を取り、一望できる三ノ塔尾根の長さに驚愕しつつ、ゆっくりと体を休める。11:20に鳥尾山荘を通過する。行者ヶ岳以降、政次郎分岐までの間に鎖場がいくつも出現し始め、クライムダウンで慎重に通過する。さらに、政次郎分岐手前は、吹き曝し状態になっており危険であるため、ヘルメット着用は必須である。
12:15に政次郎分岐を通過する。その後、木ノ又大日小屋手前付近に来ると、鈴木の返事が曖昧であり目が虚ろになっているように感じたため、長めの一本を取り鈴木の様子を見ることに。10分ほどで徐々に楽にはなってきたようだが、山頂まで歩いていくには厳しそうであったので、大谷監督に鈴木を見てもらい、他三人で山頂へ向かうことにする。13:20に塔ノ岳山頂へ到着する。写真撮影を行い、下山を開始する。
木ノ又大日小屋で大谷監督、鈴木と合流する。顔色もよくなり、体長は回復しているようであり一安心。新大日から政次郎尾根分岐への下山途中、三浦半島から大島、初島を経て伊豆半島まで見渡すことができた。皆で登山の楽しみを噛みしめつつ降りていき、15:40に作治小屋へ到着する。作治小屋付近の広場にて、大谷監督よりダイヤモンド歩行の手解きを受ける。皆、なんとなくではあるがやり方はわかったようである。部会等の時間を使って練度を高めていきたい。17:30に大倉バス停へ到着し、体操を済ませて渋沢駅行きのバスへ乗車し山行を終了とする。

今回は、三角の靴慣らしと体力強化を目的に鳥尾尾根経由で塔ノ岳まで登った。鈴木が山頂目前にしてダウンしてしまったりと少し残念な結果となってしまった。しかし、皆、歩行技術自体に大きな問題があるわけではなく、初山行の三角も上手に歩けていた。次の山行は、いよいよ夏合宿である。残り少ない時間ではあるが、自分たちにできることを精一杯やっていきたい。
末筆にはなりますが、お忙しい中で参加してくださり、ご指導賜った大谷監督には心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

(報告者:三橋 壌二)

入山です、秦野戸川公園 風の吊橋を渡り水無川左岸の戸川林道へ向かう

塔の岳山頂にて(左から 1年三角、1年黒木)            撮影:三橋

鳥尾尾根を登っていきます~政次郎尾根よりも道が荒れてなく登りやすい

政次郎分岐手前の危険個所の通過

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