日和田山クライミング報告書
日本大学山岳部
日和田山の岩場について・・・埼玉県
●概要
埼玉県南部の飯能市から北へ約6キロ行ったところに日和田山が あり、その山の南麓にある岩場がクライミングの練習場である。都心からはハイキングコースともなっており、休日には家族連れのハイカーに混じって多くのクライマーも目立つところである。岩場は、男岩、女岩の二つから構成されており両岩場とも表・裏ともクライミングの対象であり、それぞれ約18m、7mの高度差を持っている。初心者には、岩登りの基礎からバランスクライミング、トラバースの技術を向上するのに適した練習場である。前述の通り都心からの交通アクセスがいいため、当部では入部後の新人が初めてトレーニングする練習場として利用している。
場所 | 日和田山 |
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期間 | 平成23年5月15日(日) |
メンバー | CL4年 高木 SL3年 飯田 2年 関、横山 |
行動
高麗駅8:00~9:00日和田(クライミング開始)~17:30クライミング終了~18:00高麗駅
今回は2年生にリードクライミングを練習させるために日和田に来た。高麗駅から日和田山の岩場までは30分ぐらいのところにありアプローチがいい。そのため休日ともなると、たくさんのクライマーが訪れる人気スポットである。岩場に到着し準備を済ませる。男岩西面(ステミング・フェイス5.7)にて2年生にリードをさせることにした。まず飯田がリードで登り、終了点の作り方を関、横山に教える。これを理解させた後で、関に同じルートを登らせる。ビレイヤーは横山である。関はトップが初めてではあったが危なげなく登攀する。横山のビレイも上手であった。次に横山がトップ、ビレイは関で登った。2人にリードクライミングのトップ、ビレイを経験させた頃になると岩場にはたくさんのクライマーが来ており順番待ちをしている。この後は高木‐横山、飯田‐関の2組にわかれ時間の許す限りクライミングを楽しんだ。