↑ 谷川岳、頂上
2012年度個人山行(JAC学生部 谷川岳雪上講習会)
日本大学山岳部
場所 | 谷川岳 |
---|---|
期間 | 平成25年3月8日〜3月10日 |
メンバー | 学生…宝迫哲史(1年)、古野OB、学習院大学4名、ガイド1名、JAC青年部1名 |
JAC青年部1名3月8日(金)移動日
15:30長津田駅集合。学習院大学のメンバー4名と合流し、中山さんの車で谷川岳ロープウェイのりばに向かう。駐車場にてビバーク。
部室(東京文京区千石駅)17:43~バスタ新宿18:20~松本駅22:07
3月9日(土)ロープウェイのりば〜天神平スキー場〜雪洞〜谷川岳山頂〜雪洞 晴
7:00ロープウェイのりば〜7:15天神平スキー場〜14:00谷川岳山頂〜15:00雪洞
ロープウェイを使い、天神平スキー場まで上がる。30分ほど移動して本部のテント設営を開始する。テント設営後、雪洞を作り始める。ガイドの方から作り方を教わり、3人で役割を分担し雪洞を作る。3分の1ほど終わった頃、翌日の天候を想定して、急遽谷川岳を目指すことが決まる。
学生5名、ガイド1名、青年部1名の計7名が、谷川岳の山頂を目指して出発。ハーネスとアイゼン装着。天候は晴れ、風は少し強め。顔の凍傷に気をつけるように言われる。雪の上は黄色っぽくなっており、ガイドの方曰く、中国から飛んできた黄砂だそう。頂上手前で休息。雪庇に気をつけるよう指示がある。風がとても強かったためオキノ耳までは行かず5分程で下山を開始する。
雪洞まで戻り、少し休憩してから雪洞構築を再開する。当初3人で寝る予定だったが、隣の雪洞の場所が、運悪く水の通り道となっており、完成しなかったため6人で寝ることになる。日没前に6人が広々寝ることが出来る程の雪洞が完成する。日没と同時に6人が雪洞内に入り夕食。20:00就寝。
3月10日(日)雪訓〜下山 曇り後雪
8:00雪訓〜12:15下山開始〜13:00ロープウェイ乗場〜14:00解散
ビーコン捜索とロープワークについて学ぶ。昨日の読みが当たり天候が崩れる。下山を開始する。風が強く下山時には吹雪いており、視界が悪く慎重に下山する。12:50天神平スキー場到着。13:00ロープウェイ乗場に到着。14:00解散。
3月10日(日)雪訓〜下山 曇り後雪
慣れないメンバーで山に登ることに、最初は不安であったが、とても楽しむことが出来た。雪洞やロープワーク、ビーコン捜索など講習会で得られる知識はとても多かった。またそれを実際に体験出来たのは自分にとって良かった。学習院大学の食事の準備やユニークな行動食など、日本大学とは違ったルールがあり、とても興味深かった。学習院大学の先輩方やガイドの方からは、様々なアドバイスをいただいた。まだ初心者である私にとっては、スキルアップにつながることばかりであった。今回の講習会で得たことを今後の活動で活かしていきたい。
(報告者 宝迫哲史)