↑ 入渓準備を整える
個人山行報告書
日本大学山岳部
場所 | 奥多摩 鷹ノ巣谷 |
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期間 | 平成24年10月5日(金) |
メンバー | 3年 L 横山裕 2年 SL 山浦祥吾 1年 池田祥子 |
行動予定
10月5日(金)
9:30入渓点(遡行開始)~10:065m滝~11:09大滝~15:20鷹ノ巣山~稲村岩尾根下降~17:10東日原
前日の夜降った雨による増水が少し心配であったが、予定通り決行した。東日原バス停から5分程歩くと、鷹ノ巣山登山口は下という看板があり、そこの階段を降りて行く。降りはじめて5分程で巳ノ戸橋、その橋を渡り川沿いに少し進むと入渓点である。入渓準備を整えいざ出発。心配していた水量も問題なさそうである。水温も思ったより冷たくないので、小さな滝や濡れないように巻く事も可能な滝も積極的に正面から突破していった。5m滝は山浦が、豪快に釜の中に入り正面から突破する。池田も果敢に挑戦するも水量に負けてしまい、結果的には右側の岩場を巻いた。その後も小滝の連続をこなし、堰堤を除き、巻く事はほとんど無く進むことができた。快適に進んでいると、鷹ノ巣谷の核心、20mの大滝が現れた。今までの小滝の連続から一変、豪快な滝である。ここは、滝の中ではなく、すぐ脇(左俣側)を攀じる。記録ではノーザイルでもいけるとあったが、我々はもちろんロープを出した。ボルトやハーケンが多数打ち込んであるので、ランニングをとるにも困らない。トップの山浦はスイスイと攀じっていった。水音で声は聞こえないと判断し、合図は笛で行なった。大滝も終わり、後は鷹ノ巣山へ上がるだけであったのだが、ルートである金左小屋窪へのルートを間違えてしまい、違う尾根から鷹ノ巣山へと向かうことになってしまった。結果的に鷹ノ巣山への稜線手前に出たので、少し行きすぎてしまっていたようである。鷹ノ巣山への登山道は、ひらけていて景色も良かった。頂上で写真を撮った後は、予定より時間も遅れているので、滑りやすい稲村岩尾根をそそくさと下り、下山した。
(報告 横山裕)