↑ 三国山、頂上にて
2012年度個人山行報告書
日本大学山岳部
場所 | 群馬県 三国峠 三国山 |
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期間 | 平成25年1月31日(木) |
メンバー | L船田(OB) 宝迫(1年) |
日程
10:30上越橋付近駐車場~11:15三国峠~12:15三国山12:50~13:20駐車場
8:15高崎駅で宝迫をピックアップし船田carにて三国峠を向かう。天気図通り快晴である。悪くなりそうな気配すらない。
10:05駐車場に着き、装備を整える。急に計画が決まったこともあり、宝迫はほとんど部の借り物だ。
上越橋と三国トンネルの間の脇道の登山道から登山開始となる。トップの私は一歩目で雪の締まり具合が小気味よく、今日は楽しめそうだと感じ、一方の宝迫はいきなりトラバースでおっかなびっくりの足つきだが、木につかまりながら通過する。そこを越えると、まるでゴールデンウィークの上越かと思わんばかりの雪質である。頂上までの間、あれこれ冬山の大変さを宝迫に伝えるが、ちゃんと伝えられているようには思えない。頂上で眺めの休憩を取り、頂上から少し離れた景色のよいポイントへ行き、山並みと地図を宝迫に説明する。宝迫は北側の真っ白な万太郎や仙の倉を見て感心していた。初々しいものである。三国山からの下りは、なだらかな大きな斜面で危険要素がないので、直下降やシリセードで気持ち良く下山した。
桜門山岳会の新年会で、宝迫を2月合宿に何とか参加させようということになり、部員育成の一翼を担う私に出来ることがあればと、私の予定を宝迫に突き付けたところ、平日であるがOKが出たので、計画した次第でございます。宝迫は先日大谷監督と丹沢に行ったのみで、雪山に連れて行かねば2月は遠いと思い、またしても原澤OBに指南していただきました。突き付けた難題は、初心者で当日発日帰りでラッセルもあるけど、頂上が踏めて達成感があり、景色が良いという上越の山でした。結果的に三国山は初心者にとって素晴らしい山でした。原澤OBには大変感謝いたします。ただ、前日、前々日の天気が良すぎてラッセルのラの字もなかったのが残念でした。
(報告 船田)