甲武信岳頂上2,475mにて 左から椎野(1年)、原島OG、大谷OB ( 撮影:高橋OB)
山行報告書
日本大学山岳部
目的 | 初冬の甲武信岳を登る |
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山域 | 奥秩父 甲武信岳 |
日程 | 令和4年12月6日(火)~7日(水) 前夜発1泊 |
メンバー | 1年 椎野菜那 L.大谷直弘(監督/OB)、高橋佑太(OB)、原島千尋(OG) 学生1名+OB・OG3名 計4名 |
行動報告
11月6日(火)(移動日)
19:00 東急東横線綱島駅集合~監督車両にて移動~23:35毛木平駐車場着(就寝)
11月7日(水) 晴れ‐2℃(入山時)
06:15 毛木平駐車場~07:55 ナメ滝~09:25千曲川水源地標~9:55 主稜線ジャンクション
10:15 OB 慰霊地点~11:20 甲武信岳頂上~11:57主稜線ジャンクション~13:20ナメ滝~14:35
毛木平駐車場(行動終了)OB
出発前、パルスでspo2,bpmを測定。出発時間を15分も過ぎてしまった、先ずは反省。今回、1年生の椎野部員の体力、経験値アップを計るため甲武信岳への計画を作った。長野在住の公務員、高橋佑太OB、原島千尋OGも参加協力を頂いた。2人にとっては本年2月に甲武信岳付近で亡くなった山岳部OBの慰霊も併せて行うことが出来た。
高橋OBとは7日早朝、出発前に毛木平駐車場にて合流し計4人で登り始める。6日に日本列島を低気圧が通過したこともあって、林道の2ピッチ目でうっすら雪が積もっている。千曲川沿いの林道と言うより散策道や探勝道と言った感じである。途中から、チェーンスパイクを装着して登る。立派な千曲川水源地標から登りが少し急になるが、ゆっくりしたペースで登る。主稜線のジャンクションに出てから水師方向に向かい、慰霊地点にスグに到達し黙とうを捧げる。お線香をたき、日大コールを飛ばす。大谷のコールは2発目になると声が裏返る。嗚呼、歳を感じる。お線香はしっかり消火して残りをザックに入れて回収する。
甲武信岳頂上に向かう。頂上は無風状態で日差しが春のように暖かい。展望は素晴らしく周りの山を殆ど見ることが出来た。写真を撮りまくって、登って来た登山道を毛木平駐車場へと下山する。椎野部員の下山もうまく足の運びが出来るようになり、今日1日でかなり歩き慣れしてきたようだ。北面のルートだが、行きも帰りも殆ど登山道は凍ってなく、チェーンスパイクも程よく効いた。椎野部員にはこれから3月まで、幾つか山行に参加して経験を積んで行って貰いたい。
(報告者:大谷直弘)