シート搬送訓練中の参加学生
山行報告書
日本大学山岳部
目的 | 危急時に対応する能力を養うとともに、事故を起こさない登山的態度を養う。 |
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山域 | 埼玉県 関八州 見晴台 |
日程 | 平成28年5月15日(日) |
メンバー | 3年 高根澤亮太 他計7名 JAC学生部(参加大学:専修大、中央大、東海大、法政大、日大) 講師 東秀訓氏 |
気象 | 曇り |
行動報告
西吾野駅8:30~高山不動尊10:30~関八州見晴台13:00~西吾野駅16:20
朝から空は雲に覆われていが、気温はそれ程低くないように感じられた。参加大学は、私のほかに専修大学から2人、中央大学から1人、東海大学から2人、法政大学から1人であった。集合時間の30分前に、西吾野駅に集合し前回の講習会の復習を行う。それぞれの隊員が意見を出し合いながら、ザック搬送の方法について話し合う。
その後、高山不動尊まで実際にザック搬送を行う。10分ごとに要救助者役である隊員を入れ替えながら、搬送する。途中、ザックの中で要救助者を支えている荷物を増やす、板を入れるといった改良を加えた。また、急登では搬送者にスリングをつなぎ、歩行をサポートした。
高山不動尊に到着後、休憩をはさみシート搬送訓練に移行する。ロープを編んで担架を作る方法は、初めて行う方法だったので新鮮であった。実際に行ったシート搬送は予想以上に難しく、細い道での搬送では要救助者に見立てたザックが飛び出てしまった。見晴台の手前でシート搬送を切り上げ山頂へ向かう。山頂では東講師にホットサンドを御馳走になった。有難うございました。
下山時、樹林帯の急坂でザック搬送を想定したFIX工作を行った。途中支点を目の高さほどの高い位置に取り付け、ロープをきつく張ることがポイントだ。こうすることで、ロープを支えにして歩行することができる。西吾野駅に到着後、訓練の反省、今後の課題について話し合い帰京する。
(報告者:高根澤亮太)