木曽駒ケ岳山頂にて(上段:左から岡本、高根澤、田邊 下段:左から守屋、國谷、新保)
山行報告書
日本大学山岳部
目的 | リーダーシップ、メンバーシップの向上 体力強化、歩行技術の向上 |
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山域 | 中央アルプス 木曽駒ヶ岳 宝剣岳 |
日程 | 平成28年7月1日(金)~7月3日(日) |
メンバー | 3年 L岡本碩士、高根澤亮太 2年 國谷良介 1年 新保裕也、田邊カレン、守屋勇希 計6名 |
行動報告
7月1日(金)
新宿(高速バス)17:35~21:40駒ケ根駅
炎天下の新宿を時間通りに出発した。駒ケ根駅も気温は高く、寝付きにくい夜となる。
7月2日(土) 曇り12℃
駒ケ根駅07:00(バス、ロープウェイ)~08:15千畳敷08:30~08:50極楽平~10:00宝剣岳~10:50中岳~11:00駒ヶ岳頂上山荘CS 12:10~12:30木曽駒ヶ岳~12:50駒ヶ岳頂上山荘CS
天気は曇り。始発のバスに乗り、しらび平を目指す。バスはかなり混雑しており、登山道が混雑することを覚悟する。しらび平からはロープウェイに乗る。標高が上がるにつれて風が強くなっていった。千畳敷の気温は12℃。風も強く肌寒さを感じる。駅は大変混雑しており、荷物と装備を整えて出発する。あっという間に極楽平に到着する。
稜線では湿った風が強く吹き付けており、少しガスがかかっている。三ノ沢分岐までは安定した道が続くが、分岐を超えると鎖が現れる。風は少し弱まってきており、宝剣岳山頂を目指す。鎖はどこも頑丈であったが、一部鎖のかかっていない個所もあり、スリングを伸ばして対応する。宝剣岳山頂に到着後、集合写真を撮っていたら突然青空が見え、あたりに広がる絶景に一同声を上げる。宝剣山荘付近ではこれまでの天気が嘘のような晴れ間になり、宝剣岳、伊那前岳が美しくそびえていた。
その後すぐに天場に到着し、テント設営を済ませる。ガスがかかったり青空が見えたりと、不安定な天気が続いているため、天気の良いタイミングを見計らって木曽駒ヶ岳を登る。山頂はかなり混雑していた。天場に戻った後は、各自思いのままに過ごした。消灯後、しばらくして雨が降り始めた。
7月3日(日)雨12℃
駒ヶ岳頂上山荘CS 05:00~05:30宝剣山荘~06:10千畳敷~06:30極楽平~06:50千畳敷08:00(ロープウェイ、バス)~09:30駒ケ根駅
前夜に降り始めた雨はやんでいたが、視界10m程の濃いガスがかかり、猛烈な突風に襲われる。出発して中岳を越したあたりで霧雨のような雨が降り始める。宝剣山荘に到着後、あまりの突風に宝剣岳を通過するのは危険と判断し、千畳敷経由で檜尾岳を目指すことにする。風が弱まることを期待して檜尾岳まで行くことにしたが、極楽平に到着後、雨も少し強くなり風もさらに勢いを増したため下山を決定する。しらび平に到着する頃には雨は土砂降りに変わっていた。駒ケ根で温泉に入り、高速バスで帰京した。
(報告者:岡本碩士)