6月15日 北アルプス 北穂高岳東稜

6月17日 北穂頂上にて(左から:賀来コーチ、國谷、高橋、川村)

山行報告書

日本大学山岳部

目的 登攀技術の向上
山域 北アルプス 北穂高岳東稜、前穂高岳北尾根
日程 平成29年6月15日(木)~平成29年6月17日(土)
実働日3日
メンバー 4年 L高根澤亮太
3年 國谷良介、髙橋佑太
2年 川村洸斗
OB 賀来素直コーチ(16日入山)
計5名

6月15日(木)入山日 晴れのち曇り 8℃

上高地09:00~12:30横尾~16:30涸沢、17:20高根澤涸沢到着

初夏合宿最終日、先に高根澤は村上、前澤を病院に連れていき松本まで送る。その間、高橋と國谷は初夏合宿本隊と共に上高地まで下る。本隊と解散した後に上高地で川村と合流し、涸沢へ向けて出発する。昼過ぎに高根澤も上高地に到着し、涸沢へ向かう。高根澤は本谷橋過ぎで天狗のコル下の雪渓で熊を目撃する。涸沢ヒュッテで國谷たちと合流する。明日は朝方から天気が悪いため停滞とする。

6月16日(金)曇りのち晴れ 4℃

涸沢BC07:30~雪訓~09:00涸沢BC

朝方、風が大変強く、穂高連峰は雲に覆われていた。6時過ぎ、雲の間から太陽が見え始め、7時頃には快晴になっていた。せっかく晴れたので川村のFIX訓練と懸垂下降訓練を行う。しかし、高根澤の体調が優れないため9時過ぎに天場に引き上げる。10時半ごろ賀来コーチと合流した。高根澤は夜になっても体のだるさ、喉の痛みに襲われていた。

6月17日(土)晴れ 3℃

涸沢BC04:00~5:40ゴジラの背取り付き〜8:00北穂高岳~09:30涸沢BC〜12:00横尾〜15:00上高地

高根澤主将はまだ体調が優れていないためテントキーパーとする。賀来コーチを含む4名で東稜へ向かった。天気は雲ひとつない快晴。絶好のアタック日和である。今年は雪が多かったため、あまり夏道を使わず、ほとんど雪上を登って上段の雪渓まで行った。そこで東陵までのルートを確認し、稜線に上がった。東陵に出てから、北穂池側の雪渓をトラバースして行き、ゴジラの背に取り付く。ここでアイゼンを外し、ザイルを出す。取り付きから終了点までの1ピッチを、賀来コーチにリードしていただいた。

セカンドで國谷が通過し、ゴジラの背終了点から数メートル歩いたところで、懸垂下降の設置を行う。設置の際、残置されていたロープを使用した。さらに、賀来コーチにバックアップの取り方を教わり、バックアップを取った。残置されていたロープは、使用しても問題はなかったが、より安全性を求めるなら、捨て縄を使用すると良いだろう。懸垂下降の後、雪面に入るためアイゼンとピッケルを装着した。ここまで来ると、北穂高小屋が大きく見える。懸垂下降終了点からだいたい約40分で北穂高岳山頂に着いた。登頂後は北穂沢の落石に注意しながら下降した。BCに帰幕後、撤収し上高地まで一気に下山した。

報告者:高根澤亮太(15~16日)、髙橋佑太(17日)

北穂東稜:ゴジラの背通過中。

賀来コーチ:ゴジラの背をFIX中。

ゴジラの背を通過中の高橋部員。

北穂頂上の北穂小屋が見えてきた、あと僅かです。

2年連続北穂東稜に参加した3年生高橋

北穂頂上から北穂沢を降りてBCの涸沢まで。

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