↑ 塔ノ岳頂上にて。大谷監督と一年宝迫
個人山行報告書
日本大学山岳部
場所 | 丹沢 鍋割山・塔の岳 |
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期間 | 平成24年11月29日(木) |
参加 | 宝迫哲史(1年)、大谷直弘(山岳部監督) |
行動 | 晴 気温12度(行動開始時) |
大倉バス停8:00~二俣9:00~後沢乗越9:45~鍋割山10:45~塔の岳12:25~
~大倉尾根下降~大倉バス停14:50
今回、商学部商業学科の宝迫君が入部致しましたので、ここにささやかながら歓迎山行を開催致しました。他の現役学生は同日初冬合宿の為、北ア八方尾根へと出発して行きました。大谷にとって宝迫君と会うのはこの日が初めてであり、渋沢の駅にて待ち合わせを行い急遽“歓迎鍋焼うどん隊”の結成となりました。
大倉バス停のどんぐり山荘の掲示地図にて、今日のルートを簡単に説明し早速四十八瀬川沿いの林道へと行動を開始する。長い林道もお互い話が尽きないと直に二股に到着した。今回も二股には鍋割山荘への荷上げ用の水(ペットボトルで50本程)がスタンバイされていたので、二人で各1本をザックに収め、荷上げに協力する。小春日和の中、順調に高度を稼ぎ鍋割山頂上に到着し、記念撮影の後に鍋焼きうどんを昼食に食べる。山頂からは富士山、南ア、愛鷹山…・を望み、天気も良く最高の登頂日和となった。12月になろうとしているとは思えないほどの暖かく柔らかな風が頂上を包む。秋の紅葉シーズンを少し過ぎたとは言え、丹沢の秋もなかなか捨てたものではなく宝迫君も“すげー”を連発しておりました。
塔の岳にて大休止後大倉尾根を下降する。暑くも寒くもないので、あまり休みもなくドンドン行程が進んで行ってしまう。午後3時前に大倉バス停に到着し、そのまま渋沢行のバスに飛び乗る。3時15分渋沢駅解散。
山岳部は歩くのが基本、毎度のことながら新人と山を登る時この新人はどんな歩き方をするのかいつも観察してしまう。山道のような不整地の長時間歩行は、多分に慣れの部分が大きい。よって、初めて山を登る人の足の置き方や上体のバランスを崩したときの対応などいちいち気になってしまう。今回も山道を歩く姿を、登りと下りとも観察させて貰ったがバランス良く歩けていたのには驚いた。宝迫君は山の経験は無く、中・高とバトミントンをやっていたとのことで体も締まっており、基礎体力がものを言っているのだろうか、軸がしっかり出来ている。どの運動でも6年間ひとつの競技をやり抜いて来ているからであろう。これからの彼の頑張りに期待したい。
(報告者:大谷直弘)