個人山行報告書
日本大学山岳部
日時 | 2009年度6月12日 天気 晴れ |
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場所 | 鶏冠谷 |
メンバー | SL船田、CL鈴木コーチ |
鶏冠谷出合8:30~二俣10:00~鶏冠尾根上終了点12:00~木賊山13:00~
甲武信ヶ岳~木賊山14:00~戸渡尾根~駐車場16:00
今年の一発目の沢は身体を慣らすために、登攀は簡単なところと鈴木コーチからリクエストがあったので、奥秩父のナメを見に行くこととした。
ロープは魚止めと逆くの字の2本だけで、他はほとんどナメか倒木かボルダー岩という沢である。魚止めは右から3mほど登ると豊富にピンがある。バランスをとってずりずり上がれば、時間は掛かるが問題なく通過できる。逆くの字は特に書くこともない。
一ノ沢の巻き道は資料では大きく巻いていたが、一ノ沢出合過ぎてすぐの10mほどの滝だけ巻く必要があると見えたので、時間をかけずに問題なく巻けた。しかし、高巻はガレ交じりの土の斜面を直登し、脆いトラバースもするので1年がいる場合は安全策を講じなければならない。また、左俣の中に3箇所ほど2,3mのボルダーで越える岩が出てくるため、1年にはお助け紐がないと苦労すると思われる。
三ノ沢を過ぎると水線は急に細くなり倒木と格闘するようになる。水線が無くなると薄い藪漕ぎとなり、藪が濃くなって5分ほどで鶏冠尾根上に出る。木賊山へのルートは赤テープを辿り、視界がないためなかなか骨が折れた。