↑ 入渓地点:葛葉の泉
個人山行報告書
日本大学山岳部
場所 | 丹沢 葛葉川本谷 |
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期間 | 平成24年9月12日(水) |
メンバー | L 大谷 直弘(監督)、原田 洋(OB会会長)、池田祥子(1年) |
行動 | 曇りのち時々晴れ 気温+23度(入渓行動開始時) |
コースタイム
秦野駅8:00(車両移動)~8:30葛葉の泉~板立の滝11:30富士形の滝12:00~三の塔尾根稜線12:40~三の塔13:20~二の塔13:55~葛葉の泉14:45~菩提バス停15:55~秦野駅16:30(解散)
以前より、池田祥子部員から沢登りに連れって行って貰いたいとのリクエストが上がっており、大谷が“葛葉川本谷へ行こう”と誘いまして今回実現いたしました。池田部員は沢登りが初めてと言うことで、丹沢の入門コースでもある葛葉川に決め、OB会の会長である原田先輩にもお声掛けしご一緒して頂きました。
葛葉の泉左手、木の橋を渡り服装を沢モードに切り替えて早速入渓開始。下界の蒸し暑さとは異なり、沢の中のヒンヤリ感はクーラーの涼しさとは違い、何とも体に優しい冷涼感であります。やっぱり沢登りはいいな~と感じる瞬間でもあります。
今回、池田部員は沢登りデビュー戦となりましたので、全ての滝はザイルを付けて登る、直登を目指し高巻はしない…を目標に行動を開始する。前半のハイライト、横向の滝(7m)は瀑身に沿って中央突破、ヘルメットと背中に容赦なくかかるも水圧に負けることなく一気に中央を登りきる。“池田ク~ン、登れる?”、何と“監督行きまぁ~す”と返事が返ってくる。池田部員もズブ濡れになりながら、水圧をものともせず、あっさりクリアして登って来てしまう。その後、軽快に小滝を登り続け林道手前の板立の滝(9m)で小休止。板立の滝はガイド本通りに乾いた右壁に取り付き、ここもあっさりクリア。池田部員は初めての沢登りとは思えないくらい、臆することなく大胆に軽快にセカンドで登り続ける。後半のメイン、富士形の滝(10m)も楽しく登り、原田会長はここまで各滝の通過撮影の後にシンガリで登って来て頂く。
源頭近くで左手の明瞭な踏み跡を辿り、20分で三の塔尾根の稜線に飛び出る。三の塔の頂上で小休止、二の塔尾根を経て入渓地点の葛葉の泉まで一気に下山する。原田会長は、今回6回目の葛葉川本谷と言うことで色々アドバイス頂き有難うございました。また沢登りをお誘い致しますので、ご指導のほど宜しくお願い致します。
(報告者:大谷直弘)