山行報告書
日本大学山岳部
場所 | 丹沢:鍋割山~塔ノ岳 |
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日程 | 平成27年2月1日(日) |
目的 | 体力強化 (歩荷訓練) |
メンバー | 2年 L水越健輔、桧山泰平 1年 高根澤亮太 計3名 |
タイム | 集合 7:30渋沢駅(バス移動)~8:15大倉08:20〜(二俣)~10:30後沢乗越~12:00鍋割山山頂 13:00~14:10塔ノ岳山頂14:40~(大倉尾根)~16:50大倉バス停(バス移動)~渋沢駅 解散 |
気象 | 晴れ |
行動
今回の山行は2年桧山から歩荷訓練に行こうとの提案を受け、鍋割~塔ノ岳での歩荷訓練を行うこととなった。渋沢駅に集合後バスにて大倉へと向かう。天気は雲一つない絶好の登山日和である。体操をした後に、大倉から出発し二俣を越えた先にある鍋割山荘への荷揚げ用の水があるところまで到着。ここからが本番である。一人2リットルのペットボトルを20本程度ザックに詰め、鍋割山荘へと向かう。普段の合宿より10kg程重いが良いペースで歩けている。天気が良いせいか登山客も多く、「がんばってねえ」と多くの方に言われながら歩いていく。他の登山客が多くいるなかだが、1年高根澤は「ファイト―!」と言いながら頑張って登っている。後沢乗越を越えたあたりから高根澤が遅れ始めたが、鍋割山頂に計画より早く到着する。荷揚げした水を山荘に置き、大谷監督より事前に頂いていたお金で鍋割山荘恒例の鍋焼きうどんを頂いた。冬に食べる“鍋焼きうどん“はまた格別であった。
少し休憩をして、塔ノ岳へと向かう。ハイパーレーションを摂ったおかげもあり、元気よく歩いていく。2日前に降った雪によって、鍋割山付近からは積雪が10cm程度ある。思っていた程雪は積もっていなかったが、少し滑る箇所もあるので転倒しないように注意しつつ歩く。桧山は自宅から持ってきた水を背負っていたため、まだ30kg程のザックを背負っている。金冷シを越えたあたりから桧山がバテ始めるが、後ろから叱咤しながら頑張らせる。塔ノ岳頂上は風もなくそれほど寒くなかったため、しばし写真撮影等をしながら景色を楽しむ。富士山がきれいであった。花立山荘過ぎまでは雪が積もっていたため注意しつつ下山する。
今回は歩荷訓練という名のもとで丹沢へ行ってきたが、高根澤、桧山ともに頑張ったと感じる。しかし、たった一度の訓練で力がつくはずはない。定期的、継続的に山へ行くことでしか、山での力はつかないという理解が必要であると私は思う。
(報告者:水越健輔)