8月4日~8月13日【夏合宿定着】北アルプス 剱沢定着

平成29年8月7日 剱沢BCにて集合写真

2017年度 夏山合宿報告書(剱沢定着合宿)

日本大学山岳部

目的 リーダーシップ、メンバーシップの向上
剱岳の登頂、雪上技術、生活技術の向上
山域 北アルプス 剱岳、内蔵助カール~剱沢定着
日程 平成29年8月4日(金)~平成29年8月13日(日)
移動1日、実働6日、停滞3日
メンバー 4年 L岡本碩士
3年 國谷良介、髙橋佑太
2年 川村洸斗、近藤 歩、新保裕也、田邉カレン、福島端流(11日入山)
1年 氏神拓真、野上博史、原島千尋、前澤優太(11日入山)、前田雄飛、村上洋道、山田哲平、渡辺悠介
OB 大谷直弘 監督(5日~7日)、横山 裕OB(6日~7日)、賀来素直 コーチ(1日~9日)、加藤 純OB(5日、9日~10日)
計19名

行動報告

8月4日(金)

新宿駅、東京駅(バス)22:40~06:05富山駅

出発前日に三丸が結膜炎に罹ってしまったため、合宿不参加とする。また前澤も先週からの風邪が長引き回復しなかったため不参加とする。前澤には途中入山の福島と共に入山してもらうこととする。

8月5日(土)曇り

富山駅(電車)07:19~立山駅08:40~美女平09:00~9:50室堂11:30~12:20雷鳥沢キャンプ場~15:00剣御前小屋~15:50剣沢BC1

新宿組は予定通りに富山駅に到着する。東京組が8時半頃に富山駅に到着する。監督と加藤OBと合流後、岡本以外のメンバーは計画通りの時間で室堂へ向かう。その後8時半に東京組と合流する。遅れた1年生は大変不安そうな様子であるが、特急を使い室堂へと急ぐ。10時50分頃室堂に到着し、先に向かったメンバー、そして登攀隊と合流する。室堂出発後、雷鳥沢までは何とか到着するが、雷鳥沢出発後に村上が脱水症状となる。村上は大谷監督と雷鳥沢で1泊することになり、大谷監督と加藤OBに村上を雷鳥沢キャンプ場まで下ろしていただく。

残ったメンバーで剣沢を目指す。時折射す日がかなり暑い。剣御前小屋までなんとか登りきる。皆ヘトヘトだ。剣沢キャンプ場までの下りは順調に進み、16時前に到着する。しかし設営にも時間がかかってしまう。初日から失敗続きになってしまったが、翌日からの訓練に気持ちを切り替える。明日、剣御前小屋で大谷監督、村上と合流することにする。

8月5日本隊入山日~剱御前を目指して登り始める

8月6日(日)曇りのち雨 11℃

剣沢BC1 05:14~06:05剣御前小屋~06:45別山~07:45内蔵助山荘~08:05内蔵助カール
11:15~11:35内蔵助山荘~13:08剣御前小屋~13:45剣沢BC1

食当が寝坊をし、出発時間に遅れてしまう。隊に緊張感が欠けてしまっていた。さらに出発後30分ほどで原島が動悸を訴える。SPO2も低く、脈も速い。高山病だろう。しばらく様子を見ると少し良くなったそうなので、賀来コーチにBCまで下ろしていただく。その後剣御前小屋で大谷監督、村上と合流する。村上は元気そうな様子なので安心する。内蔵助カールへ向かう途中、別山で集合写真を撮る。しかしあいにくの空模様であった。順調に内蔵助山荘に到着する。毎年恒例の小屋のご主人様へのご挨拶を済ませ、新保、川村をロープワークの準備のために先にカールへ向かわせる。

まず歩行訓練を行う。初夏合宿のカンを取り戻せていないのか少しぎこちない。また前日の疲労が抜けきっていないようで疲労困憊という感じである。ダイヤモンド歩行の方向転換もうろ覚えなようだ。渡辺は今合宿が初参加であるが形にはなったようだ。全員が完璧にはならなかったが、時間も限られているので1時間ほどで切り上げる。次にジッヘルを行う。初参加の渡辺も含め、全員形にはなる。

ロープワークの訓練ではまずATCビレイを行う。部室での練習だけでなく、クライミングなど実践でも扱う機会があったため皆まずまずの出来だ。出来た者からオートブロックビレイに移る。オートブロックビレイは形は理解しているようだが手繰りが遅いようだ。出来た者から半マストビレイに移る。しかし全員オートブロックビレイをクリアする前に遠くから雷が鳴り始める。ここで訓練は中断し、急いで内蔵助山荘まで戻る。

内蔵助山荘でしばらく休憩していると雷は止み、雨が降り始める。内蔵助山荘出発後すぐに横山OBと合流する。1年生は皆ヘトヘトだ。雨の中を戻る。剣御前小屋で体調が不良な村上、山田は大休止とし、付き添いで川村、高橋、大谷監督、横山OBに面倒を見て頂き、小屋で休憩させる。残りのメンバーはBCまで戻る。BCに到着後、賀来コーチと原島と合流する。原島はまだ本調子ではないようだが、順応のためにもBC付近を賀来コーチ、岡本と散策をすることにする。付近を前進基地までの往復を40分ほどかけて散歩する。原島は大分回復したようで元気そうだ。

散策を終えて帰ってくると、剣御前小屋で休憩していたメンバーが帰っていた。雨が止んでいたので全員で写真を撮る。大谷監督と横山OBは明日下山されるようだ。お忙しい中こうして我々のために協力してくださり、大変ありがたいことである。今日のスペシャルでは横山OBからいただいた羊羹やゼリーを食べる。皆食べているときが1番元気そうだ。明日は全員の疲労や午後からの天気を考えて停滞とする。

8月6日 雪渓訓練~内蔵助カールの底から雪訓場に向う

雪渓訓練は歩行訓練(直登、直下降、斜下降、斜登高、トラバース)から開始

確保訓練~チームに分かれてロープを使った確保訓練に入る

滑落停止訓練

確保訓練中の1年生村上部員

8月7日(月)晴れ後雨 10℃ 停滞

朝起きると時折強い風は吹くが想像以上に天気が良い。剱岳が綺麗に見える。本日はレストだ。8時半頃に剱岳をバックに改めて集合写真を撮る。その後大谷監督と横山OBは下山される。近藤が残雪でロープワークの自主練習をし始めると、皆釣られて自主練習をし始めた。レストなので体を休めて欲しいところではあるが、皆思いの外元気そうなので続けさせる。

9時ごろに賀来コーチ、岡本、原島とで順応のために再び散歩へ向かう。別山と剣御前小屋への分岐まで40分ほどかけて散歩する。SPO2も脈も安定しており、体調はかなり回復したようだ。明日は台風が直撃する予報のせいかキャップ場もかなり空いてきたため、テントを水はけの良い場所に移す。12時半ころから急に曇り始め、断続的に雨が降り始める。風も強まり、15時半には本降りの雨が降っていた。テントで一杯だった剣沢は夕方にはほとんどテントはなくなっていた。明日も台風直撃予報のため停滞とする。

8月8日(火)雨 14℃  停滞

朝、風は弱いが大粒の雨がテントを打ち付ける。空気は生暖かく気持ちの悪い天気だ。9時頃から風が強くなる。11時頃には猛烈な風雨になる。テントが風で押しつぶされそうだ。夜まで風は止むことがなかった。明日は天気が回復し次第訓練に向かうことにする。また賀来コーチは明日下山されるそうだ。登攀から定着までの長い間合宿に協力していただき、大変恐縮である。また加藤OBが代わりに入山されるそうだ。僅かの時間を合宿に割いて下さりこちらも大変恐縮である。

8月9日(水)雨のち晴れ 12℃

剣沢BC1 11:10~11:55剣御前小屋12:25~12:50剣沢BC1

6時発の予定であったが、風雨のため待機する。付近はガスに包まれており、稜線の方では音を立てて風が吹いているのが聞こえる。7時まで待機し、天候が回復しなければ内蔵助での訓練は諦め、剣沢上部で訓練を行うことにする。しかし10時を過ぎても天候が回復しないため剣沢上部での訓練もあきらめる。しかしBC付近は風は強いが小雨であったため、BCのすぐ近くでFIX訓練を行う。

11時に雨が止んだため、原島を別山まで連れて行き、様子を見ることにする。岡本、田邉、原島で別山へ向かう。賀来コーチはもう少ししてから下山されるようだ。剣御前小屋まで順調に登ってくるが、息が上がっていたため長めの休憩をとる。原島は休憩をとると落ち着いたようである。SPO2も脈も安定している。しかし天候が悪化してきたため別山は諦めてBCに戻ることにする。途中下山される賀来コーチとすれ違う。BCには順調に到着する。

帰幕後しばらくすると加藤OBが到着される。なんと我々のために鱒寿司を差し入れてくださった。停滞が続き少ない食料に飢えていたので大変ありがたいことである。16時頃から急に晴れ始める。雲1つ無い快晴だ。晩御飯のカレーを久しぶりの青空の下で食べる。明日は剱岳にアタックする。隊の実力を考えてA隊とB隊の出発時間を入れ替えB隊を先発とする。差し入れの鱒寿司を食べ、気合を入れる。

8月10日(木)晴れ後曇り 11℃
B(先発)隊

剱沢BC1 03:55~04:20剣山荘~04:50一服剱~05:40前剱~07:50剱岳~10:30前剱~11:15
一服剱~11:45剣山荘~12:05剱沢BC1

まだ暗い中、ヘルメットとヘッドランプを装着し、後発隊に見送られて出発。剣山荘でハーネスを装着する。前剱過ぎの鎖場からは鎖にセルフビレイを取りながら通過する。鎖場の通過には時間がかかると思ったが、昨年よりも登山者が少なく順調に進む。カニのタテバイを過ぎるとガスってきてしまった。山頂到着後、記念撮影を済ませ暫くしていると、ガスが晴れたので再度写真を撮ってから下山を開始する。下山も鎖にFIXしながら慎重に進む。前剱過ぎからはハイペースで進み帰幕。1年生は疲れて帰幕早々寝てしまった。

(報告者:國谷良介)

8月10日 先発隊が7:50に剱岳頂上に到着。

カニのタテバイ~別山尾根ルート(一般ルート)の登りルートを行く後発隊

A(後発)隊

剣沢BC1 04:26~05:00剣山荘~05:45一服剱~06:53前剱~08:22平蔵のコル~09:12剱岳
09:35~10:22平蔵のコル~12:22一服剱~12:44剣山荘~13:20剣沢BC1

朝は星空大変綺麗である。計画通り4時にB隊が出発していく。A隊は出発時間の間隔を30分早めて4時半発とする。原島の体調が不安なため加藤OBには一服剱まで来ていただき、問題があれば原島をBCに返していただくことにする。出発後、剣山荘、一服剱まで順調に進む。途中の雪渓もトレースがしっかりしており難なく通過する。川村がトップで進んでいるがよく後ろを見ていて上手い。一服剱でも原島は元気なようだ。高山病は回復したと思われるので、剱岳に連れて行くこととする。加藤OBとはここで分かれ、そのまま下山される。途中で立山、奥大日、さらに日本海まで綺麗に見える。絶好のアタック日和だ。台風一過の好天であるため、一服剱から先を見ると大勢の登山者が見える。

前剱までも順調に進む。停滞が続いていたが皆元気で何よりだ。前剱を過ぎてから緊張感が高まる。前剱過ぎすぐの横梯子はロープを張り、慎重に通過する。1年生は特に怖がって苦戦する者はいない。しかしFIXのかけ替えに時間をかけてしまう。この辺りから渋滞し始めたため、適度に道を譲りながら進む。平蔵の頭の鎖も皆苦戦することなく安定して進む。皆上手に登ることができているようだ。平蔵の頭より先は混雑のためモタモタ進む。カニのタテバイでは1年生は少し苦戦していたようだが、落石を起こすこともなく時間をかけて無事通過する。タテバイとヨコバイの分岐で先発のB隊と会う。B隊も皆無事なようで安心する。すれ違いざまに部旗をもらって先を目指す。タテバイを過ぎると皆安定したペースで山頂まで登りきる。あいにく山頂手前でガスに覆われてしまったが、皆嬉しそうである。山頂で集合写真を撮り、しばらく休憩する。

下りのヨコバイは慎重に進む。ここは足場が大変見にくいため、上級生が適宜指示を出す。1年生は登りより下りの方が得意ではないようだ。その先の梯子も慎重に下る。かなり時間をかけて慎重に平蔵のコルまで下った。平蔵の頭手前の鎖までのトラバースは落ちたら大変危険なため、長いスリングを用いて補助とした。ここの鎖はスムーズに通過する。そこから先は順調に前剱まで進む。前剱の下りから急なガレ場となるが、1年生は下りの歩行が苦手なようだ。時間には余裕があるため、慎重に下る。一服剱の下りも同様に苦戦していた。

剣山荘まで到着すると、あっという間にBCに到着した。皆疲れてはいるが、嬉しそうである。BCでは先発のB隊がぐったりとしていた。少々飛ばしすぎたようだ。川村のトップは上手であったが、B隊にはしっかり反省してもらいたい。体力に余裕のある2、3年生はBCの近くでロープワークの自主練習をしていた。明日は雪上訓練である。また福島、前澤が本日入山してくる。高橋に2人の迎えを頼み、残りのメンバーで訓練に向かうこととする。

続いて後発隊が9:12に剱岳に到着。

剱岳頂上~山岳部女子部員 左:原島千尋(生物資源科学1年)、右:田邊カレン(法2年)

8月11日(金)曇りのち雨13℃

剣沢BC1 04:55~05:45剣御前小屋~07:03内蔵助山荘~07:45内蔵助カール13:30~13:57
真砂岳~14:46剣御前小屋~15:19剣沢BC1

朝はガスに包まれていた。剣御前小屋経由で内蔵助カールへ向かう。途中剣御前小屋で高橋と別れる。稜線上では終始ガスに包まれており、雷鳥沢から少し強い風も吹いている。内蔵助山荘に到着する直前で晴れ間が見え始める。山荘で装備を整えカールへ向かう。所々雪が凍っており油断はできない。訓練はまずボディビレイを行った。全員肩がらみ、腰がらみビレイはクリアできたが若干名スタンディングアックスビレイを終えることができなかった。しかし部室である程度練習しておいたおかげか仕組みが全く理解できていない者はいないようだ。滑落者のビレイやバケツ掘りなどに苦戦している。

次にFIX訓練を行う。稜線に向けて2年がトップでビレイを1年、2年とで2ピッチ張った。ビレイは1年生に希望を取ったが皆積極的に手を挙げてくれた。FIX訓練は1時間半ほどかかり、予定の時間を若干過ぎてしまったが、悪天が続き思うような訓練ができなかった今合宿の中では得られたものは大きいだろう。2年生もあと少し経験を積んで欲しいところだ。帰りはガスが一瞬だけ晴れたので真砂岳山頂に寄り、帰幕する。帰幕すると、高橋、福島、前澤は既に到着していた。病み上がりの前澤は不安そうな面持ちではあるが元気そうだ。16時頃から少し強めの雨が降り始める。

8月11日 雪訓2日目~台風をやり過ごし、剱本峰往復を終えて再度雪訓を行う

8月11日 滑落停止訓練

8月11日 滑落停止訓練中の1年生

8月11日~雪渓訓練2日目 台風通過後に再度未消化分(ロープワーク等)の雪訓を開始する
内蔵助カールにて

8月12日(土)雨時々曇り 14℃

剣沢BC1 07:04~08:23剣御前小屋~09:55雷鳥沢キャンプ場BC2

朝には雨も止んでおり、それほどガスっていない。しかし出発直前に雨が降り始める。また撤収に時間がかかり出発か少々遅れる。剣御前小屋手前で一瞬晴れるが、下るころには土砂降りの雨に変わる。下りの登山道は雨で川のようになっていた。滑りやすいのでゆっくり下る。順調に雷鳥沢に到着し、設営を済ませる。山田は本日をもって下山するため、持ち帰ってもらう装備を整理する。11時半頃に3年生と1年生とで室堂に向かう。岡本と2年生で縦走食料の確認をする。1年生は室堂で楽しんできたようだ。明日は縦走に向けてレストを取ることにする。1日中パッとしない天気であった。

8月13日(日)晴れ時々雨 16度

雷鳥沢キャンプ場BC2 08:00~自由行動~15:40雷鳥沢キャンプ場BC2

今日はレストである。朝、縦走で使わない装備を宅急便で発送するために装備を整理する。8時に皆で室堂に向けて出発する。装備発送後、自由時間とする。各々温泉に入ったり食事を楽しんだりした。明日から縦走である。皆思い思い羽を伸ばしてきたようだ。

総括

前半定着はリーダーとして自身の未熟さを思い知る内容となった。安全に事故や怪我、故障無くメンバーを連れて行くにあたってあまりにも自信の危機意識が不足していた。その点に関しては参加したメンバーには大変不安な思いをさせてしまい、申し訳なく思う。

この前半定着は天気に恵まれなかった。停滞が長く続いたが1年生をはじめ、皆精神的に折れることなく乗り越えてくれたことは大変心強い。雪上訓練こそ予定していた内容をすべて行うことはできなかったが、参加したメンバー全員が剱岳の山頂を踏めたことは大きな成果だろう。また鎖場や梯子など1年生にとっては初めての危険個所であったが、2年生は良く面倒を見てくれていた。雪上訓練の途中では積極的に1年生とコミュニケーションを取っていた。メンバーシップという観点からも大きく成長できたことがうかがえる。ただ生活技術や歩行技術など未だに不安な点は残っている。これらの不安要素を潰すことが今後求められる。

また今回は出発直前に1年生2名の体調不良者を出してしまった。この点も管理が行き届いておらず反省すべき点である。雪上訓練や長期山行の機会は限られてくる。この機会を逃してしまったことは残念である。今回の合宿はOB、監督の方々に協力していただいた。特に現地富山の加藤OBには多方面でお世話になった。この様な協力なくして今合宿は成功しなかったであろう。協力、参加して頂いたOBの方々にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。

(報告者:岡本碩士)

番外編② ~ 夏山定着合宿 : 3年生 國谷良介の場合

台風一過の午後、剱岳に向かい彼は何を想うか ~ 國谷良介(生産工・土木3年)

この夏山合宿が終われば、個人山行の北海道クワウンナイ川遡行~中央高地縦走の計画が待っている。パーティーリーダーを務めるのは俺だ。着実にこなして行く、今はそれしかない。夏が終われば、直にアイゼントレーニング山行、天懇山行、秋山偵察合宿、学生部マラソン大会、1年の冬装備買い出し、初冬合宿、冬山講習会、冬山合宿…・年が明ければ2月合宿と怒涛の様に日程が押し寄せてくる。自分を見失ってはいけない。

高遠なる処に目標を置く。日大山岳部を最強の組織へと作り上げ、来たるべく春山に理想の形で合宿を計画し、そして成し遂げたい。昨年度の春山合宿への思いもある。今度こそと言う思いと、そこは自分らしさもシッカリと盛り込みたい。そんな思いが交錯する。今、3年として行うべきこと、準備しなければならない事を冷静に考える。そして実行する。逸る心を抑え、一度リセットし山岳部をとらえる、見つめてみる・・・・

そぅ、オレはクニヤ・リョウスケ

(文:大谷直弘)

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