7月5日 内蔵助雪上技術訓練

雷鳥沢にて 写真左から川村(4)、前田(3)、福島(4)、村上(3)

山行報告書

日本大学山岳部

目的 遠征に向けての登攀技術の向上
FIX工作のスピード向上、氷河上での歩行技術の習得
山域 北アルプス 立山 内蔵助カール
日程 令和元年7月5日(金)~令和元年7月7日(日)
移動1日、実働2日
メンバー 4年 L川村洸斗、福島端流
3年 前田雄飛、村上洋道
OB 横山 裕コーチ
計5名

行動報告

7月5日(金)移動日

新宿23:00~05:15富山駅

新宿駅に集合し23時発の富山行きの夜行バスに乗り込む。狭くて中々寝付けなかった。

7月6日(土)雨のち曇り 気温9度

電鉄富山駅06:12~07:20立山駅08:00~08:07美女平08:20~09:10室堂09:20~10:10雷鳥沢キャンプ場BC

バスが少々遅れて富山に到着する。電鉄富山駅から電車に乗るが外は雨が降っていて明日の天気が不安になる。美女平ではガスの中で視界が悪いが予定通り室堂に到着したころには雲が流れ所々青空が顔を出していた。雷鳥沢キャンプ場まで下る途中、上から雷鳥沢を見下ろすと想像以上の残雪があり驚いた。雪がないところにテントを張る。夜行バスで寝不足のせいか皆昼寝をした。雪が残る立山は綺麗であった。

7月7日(日)晴れ 気温7度

雷鳥沢キャンプ場BC 06:30~(雪上訓練)~11:30雷鳥沢キャンプ場BC 12:00~13:00室堂

夜中、強風で眠れない夜になった。朝を迎えると風は依然強く出発を遅らせる。6時頃でも収まらず内蔵助カールに行くことは諦め雷鳥沢付近の雪渓にて訓練をすることにする。6時半に風が弱まり訓練を開始する。内蔵助カールのように60m程FIXを伸ばせないがピッチを短く切りながら合計6ピッチ程張ることが出来た。スピードの向上を目的としていたが実際やってみないと分からない箇所が多々ありとても有意義な訓練になった。昼前に立山方面から雲が迫ってきて雨が降り始めたため訓練を終了し予備日も天気が悪そうなので撤収し室堂に下山した。

(報告者:川村洸斗)

 

 

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