高麗神社駐車場スタート地点集合写真 左から:國谷(3年)、福島(2年)、三丸(1年)、近藤(2年)、前澤(1年)
(撮影:大谷直弘)
フルマラソン レース報告書
日本大学山岳部
目的 | 積雪期合宿を迎え気合を入れる! 体力強化! |
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大会名称 | 第14回 奥武蔵グリーンライン・チャレンジ Okumusashi Green-line Challenge 42.195㎞ |
大会会場 | 埼玉県 日高市 (スタート地点:高麗神社駐車場) |
日程 | 平成29年10月8日(日)出走:午前8.:25~順次(ウェーブスタート) |
参加部員 | 3年 國谷良介 2年 福島端流、近藤 歩 1年 前澤優太、三丸 隼 大谷直弘(OB/監督) 計6名 |
気象 | 晴れ:気温21度(出走時) |
レース報告
今回も学生部員に加わりマラソン大会に参加してきた。奥武蔵グリーンラインチャレンジはフルマラソンで林間コース、一部未舗装の区間(物見山往復:奥武蔵自然歩道)が加わる変則コースになる。昨年と異なり今年は天気が良く最高のコンデイションとなった。
コースはスタートの高麗神社から暫く車道を走る。流れる景色に路傍のコスモス、彼岸花、ススキを見入る暇なく、フラットだった車道からコースは登り坂へと変わる。徐々に高度を上げて行くこのコースは、35㌔地点で標高差800mまで上がる。汗だくで駆け上がり山の上の林間コースへと合流する。朝の斜光を木々の間から受け、爽やかな秋の風を全身に受けるとペースも自然と上がり気味になる。乾いた冷たい空気が何とも清々しい。
コースは30km地点まで高度を上げつつ、小刻みにアップダウンが続く。特に20kmから30kmの間はジワジワと体力が消耗して行くのが分かる。普段からの走り込みがモノを言う区間であり、10キロ、20キロの走り込み程度では太刀打ち出来ない。ラスト7キロは、一気に標高差500mをゴールまで駆け下りる。登り返し無しの下り一辺倒に、つま先がジンジンと痺れてくる。最後は299号線に合流し、旧芦ヶ久保小学校にてゴールする。
殆ど林道の中を走るので、沿道の応援者もいなく静かな走りが楽しめる。少しハードだが単調な街中を走る他のマラソン大会と異なり、変化に富んだコースは常に景色を楽しませてくれる。各区間のエイドステーションは大変充実している。コース上の交通規制が無いので、対向・後続車(4輪、2輪、ロードバイク)やハイカーに気を使うことがある。
レース結果
部内順位・名前(総合順位/男女完走者数 DNS・DNFを除く)・タイム
1位 國谷(大会順位144位/926人中)4:45:46、 2位 福島(278位) 4:40:46、
3位 大谷(432位)5:04:28、4位 前澤 (622位) 5:37:00、 5位 三丸(623位)
5:37:04、 6位 近藤(657位)5:42:52
参考~14回大会記録
女子トップ 3:37:35 (総合順位28位/926)
男子トップ 3:01:23 (総合順位1位/926)
番外編 ~ 奥武蔵グリーンライン・チャレンジ42.195㌔
1年生 前澤優太 と 三丸隼 の場合
来年全員参加とあらば、今年参加しておいてアドバンテージを獲得しておこう……まぁ、そんなこすっからいことではない。何やら楽し気かな?参加してみるか、はたまたそんな軽い乗りでもない。2人は何かどこかに期するところがあったに違いない。絶対にそうだ。そうと信じたい。かくして前澤、三丸の初フルマラソンがここにスタートした。結果、タイムはメタメタだったが何とか走りきった。課題の多い2人。前澤、三丸は共に他の1年生より山行日数が少ない。山行日数を他の1年生と同じレベルに引き上げなければ…・経験を積ませなければ…・とてもとても来年度2年生としてやっていけない。これからの二人の頑張りに期待する。
日大山岳部では隔年で奥武蔵グリーンライン・チャレンジ・マラソン(42.195㌔)に全員で出場している。積雪期に向けて気合を入れて行こうと、4年前から部員と一部のOBも加わり出場している。山岳部らしく、フルマラソンでもフラットなコースでないところが実に良い。今年は昨年の全員参加に続き、部内で有志を募り希望者のみの参加とした。自身としては、今年で3回目の出場となったが、参加する毎にタイムが落ちて来ている。
20㌔からのアップ・ダウン対策として、8月+9月で300㌔走り込んだが成果は出せなかった。練習に坂道登りも取り入れたりしたが…ダメだった。カメラを向けられるとつい緩んでしまう。にやけてゴールしている場合ではない。情けない、来年こそは4:30:00を目指したい。
(報告者:№335 大谷直弘)