嶌田先生による講習を終え鷹取山親不知南面基部にて
山行報告書
日本大学山岳部
目的 | 山岳部顧問 嶌田先生によるクライミング講習~ クライミング、支点構築、ロープワーク技術の向上 |
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山域 | 湘南 鷹取山 |
日程 | 令和4年1月23日(日) |
メンバー | 4年 L山崎颯太、喜多嶋拓海 3年 柴田 亮、米山未羽 山岳部顧問 嶌田 聡 OB・監督 大谷直弘、OB 村上洋道 以上7名 |
行動報告
1月16日(日) 晴れ 6℃
追浜駅08:00~08:30岩場~(クライミング)~15:20岩場~15:30下山
午前8時に追浜駅改札前で学生4人が集合した後、すぐに顧問の嶌田先生と合流した。鷹取山へは嶌田先生が車を出して頂いたので5分ほどで到着する。坂道を上り親不知南面側へ向かうと既に大谷監督と村上OBがトップに到着しており、支点取りのガイドロープを設置してくれていた。ここで全員がそろったので改めて嶌田先生に講習のお礼と開始のご挨拶をさせて頂いく。
日曜日で天気も悪くなく、人気なルートなので、他のパーティーが来る前に素早くロープを設置しにかかる。米山、柴田は初の鷹取山であり、かつ初のザイル設置だったので細かく指導する。今回選んだルートは最初に天の川、南面フランケ、最後にジェードルの各ルートである。鷹取山特有の凝灰岩であることに考慮した支点の取り方や注意点を受ける。ザイルセットについては、支点の選択、分散支点、更にバックアップ・ビレイの取り方について教えて頂く。バックアップの取り方や選定で少々苦戦したが、嶌田先生のご指導もあり特に問題なくザイルを設置した。バックアップ完了後、最初にセットした2本のルートのトップから米山、柴田が各々アプザイレンを行い支点強度の確認をする。
登り初めは、久しぶりの外岩で緊張し体が思うように動かなかったが、徐々に慣れていき回数を重ねるにつれて皆楽しそうであった。また、登攀に関しても嶌田先生からご指導・ご助言を頂き大変勉強になった。最後にジェードル・ルートを柴田、米山が一本ずつ登攀して今回の鷹取山トレーニングを締めくくった。
今回の山行は上級生しか参加しておらず、嶌田先生をはじめ大谷監督、村上OBからつきっきりで指導して頂いた。各々感じる課題があると思うので次に繋げてもらいたい。お忙しい中、時間を割いて参加して頂いた嶌田先生にお礼を申し上げます。