取り付きにて左から 井上(1年)、山浦(3年)、賀来(2年)
山行報告書
日本大学山岳部
場所 | 埼玉飯能 日和田山 |
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日程 | 平成26年2月6日(木) |
目的 | 岩登り部内管理表のトレース、登攀技術強化 |
メンバー | 3年 L山浦祥吾 2年 M賀来素直 1年 井上 理 計3名 ※大谷(監督)が午後より練習の確認参加 |
タイム | 8:00高麗駅集合~08:30岩場着~09:00クライミング開始~15:00クライミング終了 |
気象 | 晴れ 気温不明 |
行動
今回の登攀対象は男岩である。男岩を登るのは賀来、井上にとって始めてである。我々が一番乗りで岩場に到着した。トップロープ設置地点までは女岩と比べて危険なため、ザイルをセットするときなどは注意が必要である。まずは右ルート(5.6)、クラック右(5.5)をトップロープで3、4回各自登る。その後山浦主将がリードで右ルート、続いて賀来がクラック右および右ルートをリードし、フォローを引き上げる。中間支点はいずれも7、8箇所存在、3mに1つ取れる。アルパインクライミングリード練習1歩目には適したゲレンデだと思う。平日ではあったが他に3~4パーティー来ており、男岩の混み合いは休日と大差なかった。
今回参加した一年の井上は知識、技術共にまだまだ未熟であるのは間違いないが、トップロープやリードクライミングなど色々な事を物怖じせず、積極的に山浦に質問している姿は印象的であった。他の一年生も見習ってもらいたい。
(報告 山浦祥吾・賀来素直)
日和田山の男岩について
我々にとって、日頃から日和田山は足繁く通う岩場である。土日の場合、朝一番に頑張って行っても、都心からだとどうしてもアプローチに時間が掛かり場所取りに負けてしまい、男岩に取り付くことが出来なかった。今回、冬の平日を狙って行ってみたが上手く取り付いて登ることが出来て良かった。男岩のトップのビレイポイントの状態、中間支点の効き具合、支点の種類、間隔などを確認することが出来た。大谷も午後から短時間だがトップと中間地点で各々確認することが出来た。今回、リードクライミングの数少ないルートの練習場としてトレースをすることと、その練習手順も具体的に把握することが出来て良かった。
トップロープから次のステップであるリードに移行するレベルとして男岩を考えているが、場所取りの関係で平日に日程を組まなければならない課題は残っている。
(報告 大谷直弘)