2001年 夏山合宿 後半分散 北海道 利尻・礼文岳
期間 | 平成13年8月18日(土)~8月20日(月) |
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メンバー | L原澤3 SL鳥居3 加納3 伊藤2 丸山1 |
場所 | 北海道 利尻岳・礼文岳 |
利尻島・礼文島
8月18日(土) 晴れ
旭川駅~名寄~稚内
今日は移動日である。昨夜はステビバしていたら、監視のおじさんに何度も場所を移動させられた。さて、旭川にいても特にすることがないので、早めに宗谷本線に乗り込む。この電車は1両編成。途中、名寄にて2時間半も待たされた。このあたりまでくると本当に過ごしやすい気候で汗もかかない。電車もだんだん稚内に近づくと左手の海の向こうに利尻富士が見えてくるようになる。
稚内に着くとはじめにオホーツク海を見に港へ行く。夕飯は皆奮発して海鮮丼を食べるものあり、特上すし食べるものありと北の海の幸を堪能した。そして、豪華な夕飯の後は夏だと言うのにオホーツクの冷たい風が吹く中、バスターミナルの下、それぞれ寝袋にもぐるのであった。
8月19日(日) 晴れ
キャンプ場登山口9:15~利尻岳山頂12:00着12:40発~キャンプ場14:40(北稜ルート)
早朝フェリーにて利尻島へ。美しい形をした利尻富士が海の上に浮かんでいるようだ。利尻島に着くと北稜ルート登山口までタクシーに乗って向かう。利尻島は自転車やバイクでツーリングをしている人がかなり多い。また、バックパッカーも多く、キャンプ場はそんな人達であふれていた。
さて、登山を開始するとだんだんと北の海が眼下に広がってくる。内陸の山では考えられない景色だ。程なく山頂へ。少し山頂でゆっくりしたあと再び下る。キャンプ場に着くと縦走であまった食料を作って食べたりした。今日はキャンプ場で泊まろうかとも考えたが結局、街まで下りた。今日の寝床はフェリーターミナル前の公園だ。
8月20日(月) 晴れ
登山口12:00~礼文岳山頂12:40着13:00発~登山口13:40
さて、とうとう夏山合宿最後の山登りである。朝、利尻島を出発してお昼前に礼文島に到着。礼文島は利尻島に比べ植生や村の人々の生活と言った点で「更に北にきた。」と感じさせる島だ。登山口からは必要最小限のものだけもって山頂までみんなで走った。標高500mもない山頂だが、景色はその標高に似合わず素晴らしい。下山したあとは、下山口にて解散にして、それぞれ思い思いに旅を進めていった。
全体を通して・・・
この利尻、礼文は長い夏山合宿の最後に「お疲れ様でした山行」として、計画した。このような地での山行は本当に「山旅」といった趣で日ごろの「登山」とは違い、旅そのものを皆で楽しんだ。
文責 原澤