富士山吉田口山頂
山行報告書
日本大学山岳部
目的 | 高所順応トレーニング(ザンスカール登山隊メンバー) |
---|---|
山域 | 富士山 須走ルート |
日程 | 平成27年7月4日(土) |
メンバー | 4年 L.宝迫哲史 3年 加藤純、水越健輔 2年 高根澤亮太 |
気象 | 雨時々雪 気温不明 |
タイム) 新宿駅06:30〜08:30御殿場駅~09:30須走5合目~14:30富士山頂上15:30~18:00須走5合目〜19:00御殿場駅
新宿から御殿場駅行きのバスに乗る。移動時間は2時間程。御殿場駅からはタクシーにて須走5合目まで移動。ここから登山開始。頂上までの見通しはきいているが、すぐにでも雨が降り出しそうなどんよりとした天気である。須走からの登山客は少ない。序盤はかなり暑かったが、すぐに3000mの標高に到達するため、だんだんと冷え込んでくる。冷え込みと同時に雨が降り始める。雨は次第に雪に変わり、本格的に降り始めた。3200m以降から、次第に身体が重くなる。行動に支障をきたす程ではないが、初の標高に少し違和感を覚える。メンバーも何かしら感じ始めているようだ。
頂上に到着してからは雪が強まっており、山荘内で暖をとる。薄着の外国人観光客が多い。一時間滞在したが、雪がうっすら積もってしまった。計画では一泊する予定であったが、この状況では出来ないと判断し、下山を開始する。須走の下山用ルートを使用し、五合目まで下山。御殿場駅で銭湯に入り身体を暖める。
高所順応を目的としていた今回の山行であるが、3700mという初の標高に、自分の身体がどうなるか、その一端を体験することが出来た。目的を充分に達成することが出来なかったが、来週再度登頂し、少しでも効果をあげたいと思う。
(報告者:宝迫哲史)