5月25日 丹沢 四十八瀬川 勘七沢遡行

入渓地点二股~左から 川村(3年)、山田(2年)、國谷(4年)

山行報告書

日本大学山岳部

目的 沢の経験値を増やす
山域 丹沢 四十八瀬川 勘七の沢
日程 平成30年5月25日(金)
メンバー 4年 L國谷良介
3年 川村洸斗
2年 山田哲平
OB 横山 裕
計4名

行動報告

5月25日(金) 晴れ 19℃

渋沢駅07:00~大倉バス停07:25~二股08:30~F5大滝11:30~花立山荘14:10~
大倉バス停15:55~渋沢駅解散16:20

7時に渋沢駅で横山OBと合流し、大倉まで車に乗せていただいた。大倉から1時間林道を歩き、二股から入渓する。

F1は國谷がトップで登る。出だしが少し難しく、初沢登りの山田は初っ端から苦戦していた。F2は川村にロープを張ってもらう。F3は釜の左岸をへつってから水流の右を登る。F4の2段は、下段は右側を登り、上段は凹角を登る。ロープの流れが悪くなりそうなので、上下でロープを区切った。ここからは堰堤が5つ続く。基本的には堰堤脇を越えるが、3番目の堰堤は難しそうなので少し手前から左岸の踏み跡を巻いた。

F5大滝は右岸のガリー状を登り、踏み跡をトラバースして高巻く。滝の落ち口に下りるところも足場が悪く危ないので、木からロープを垂らして沢上に下りた。残置スリングもあったがそれは使用しなかった。

大滝上はゴルジュ帯に小滝が続き楽しい。所々ロープを垂らして山田を確保しながら通過した。しばらく進むと伏流となるがそのまま沢筋を進む。木に目印の赤布が見えたところで右からのガレ沢に入る。落石に気を付けながら急なガレ沢を詰めると、花立山荘の目の前に出ることができた。小屋で沢装備を片付けて大倉尾根を下る。1時間半で大倉に着き、行動を終了した。

(報告者:國谷良介)

F1(5m)左壁から登るが出だしは少しかぶり気味、残置スリングに手が届くとA0ですんなりクリアできる

F2(7m)は右壁を水流の右に沿って登る

F3(8m)釜の右手をへつりながら進む。へつりはしくじっても釜に落ちるだけだが、この釜は結構深いので要注意

F4(2段12m)右から登るが見た目ほど悪くはない

F5大滝(15m)右岸を高巻く~高巻き後の落ち口への下降は注意

F5を越えると勘七の小ゴルジュ帯になる

小ゴルジュ帯をセカンドで登る2年生山田

勘七の沢源頭部~あと少しで花立山荘へ

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