↑ 早朝、営業開始前の第一ゲレンデを登高開始
個人山行報告書
日本大学山岳部
場所 | 信越小諸 湯の丸山 |
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期間 | 平成24年3月29日(木) |
メンバー | 大谷直弘(監督) 関 洸哉(2年) 横山 裕(2年) |
行動報告
6:30地蔵峠CS~6:55第一ロマンスリフト最高点~8:20湯の丸山山頂着8:40湯の丸山山頂発~9:45第一ロマンスリフト最高点~10:00地蔵峠CS
前夜に大谷監督の車で出発し、4時半頃地蔵峠に到着して車中泊。起床後、準備をして外に出る。空気は冷たいが風はないため、動くと体が熱くなりそうだ。スキー板にシールを付けてスキー場を登る。スキー板を付けて登るのは久しぶりであったが快適に進み、リフト最高地点、キツネ平を超えていく。傾斜が急になり始めたため、くの字を描いて登る。途中雪面に亀裂が入ったため確認してみると、30cm程の層が出来ていた。斜面は樹林帯のため雪崩は起きなかったが、樹林帯でなければ危険である。山頂へ距離にして300mくらいの場所でシールの制動がきかなくなり、スキー板を外し担いで登ることにする。少し開けた所にスキー板をデポして山頂に向かう。
山頂に到着すると思わず声を上げてしまうほどの眺めであった。雪に覆われた北アルプスが一直線にずらりと立っており、とても綺麗だった。一昨年の夏に槍ヶ岳から親不知まで縦走したことを思い出し、懐かしさを感じた。頂上は風が強く体が冷えた。頂上で写真を撮るなどして20分程滞在して下山を開始した。スキー板をデポした場所に戻り、スキーで滑降することにする。樹林帯で道も狭いため、スピードが付かないようにシールを付けたまま滑る。大谷監督と横山は転倒することもなく上手く滑っていたが、私は転んでばかりでらちが明かないので、歩いて下りた。
下山してからはスキー場で大谷監督に指導していただき、最後の方は少しコツを掴むことができた。山岳部に入りスキーを始めた頃に比べれば大分上達していると思う。これも何回も指導してくれた大谷監督のおかげなので、大谷監督にはとても感謝しています。これからスキーのシーズンは終わってしまい、次いつできるかわからないと思うと残念である。出来るだけ覚えたことや感覚を忘れないようにしたい。
(報告 関)