2024/3/22 櫛形山頂上 左:田畑、右:星野
山行報告書
目的 |
体力・歩行技術の向上、リーダーシップ・フォロワーシップの向上
|
---|---|
山域 | 南アルプス 櫛形山 |
日程 | 令和6年3月21日(木)~22日(金) |
メンバー | 2年 SL田畑 天 1年 星野伶旺 Ⅼ.OG 米山コーチ 計3名 |
行動報告
3月21日(木) 晴れ 8℃
19:00甲府駅(電車移動)~20:00米山宅
バスタ新宿より高速バスで甲府駅まで移動した。宿泊地に到着後、翌日に備えて早めに就寝した。
3月22日(金) 晴れ 3℃
04:30米山宅05:15~5:50県民の森駐車場(中尾根登山口)6:00〜9:20ほこら小屋9:30~10:25櫛形山山頂10:35〜裸山12:20〜13:10アヤメ平13:20〜みはらし平14:40〜15:45県民の森駐車場(中尾根登山口)〜甲府駅(解散)
朝4時半に起床。朝食をとり、5時過ぎに予約していたタクシーで登山口へと向かった。県民の森駐車場に到着後は準備運動を行い、6:00に行動を開始した。 登山口周辺は大きな公園となっており駐車場もとても広かったが、登山者はいなかった。
歩き始めはなだらかな夏道で歩きやすかった。また、ところどころに「檜の巨木ゾーン」や「標高○○m」などの看板があり、歩いていて面白い。標高1100mを過ぎたあたりから日陰にアイスバーンが出てきたため、一本時にアイゼンを着用した。道中にあったほこら小屋は綺麗な無人小屋で、外に公衆トイレがあった。水場は枯れていた。
櫛形山山頂手前の登りで星野が疲れと股関節の痛みを訴えたため、本人の意思で鎮痛薬を飲んでもらい、ペースを落として進んだ。後で三橋主将に尋ねたところ、普段の部会での様子からして身体の柔軟性不足の可能性が高いとのことであった。
櫛形山山頂に着くと、そこは樹林の中で展望はなかった。写真撮影をして進む。櫛形山の下りからはトレースが消え、膝ラッセルで進んだ。12:20に裸山に到着。山頂からは白峰三山と富士山を一望することができて、皆テンションが上がっていた。
景色を楽しみながら1本を取り、写真撮影後下山を開始した。下りに選んだ北尾根ルートは日当たりが良く登りの中尾根に比べて雪が少なかったため、歩いているとすぐに落ち葉だらけの道になった。時々進行方向右側が切れ落ちているため、落ち葉に隠れる氷や枝にアイゼンを引っ掛けないよう、慎重に進む。
下りの途中、トップが分岐で地形図を確認せずに誤った方向へ進むことが何度かあったため、基礎的なルートファインディングをしっかり身につけてもらいたいと感じた。15:45に県民の森駐車場へと下山、整理体操をした後タクシーで街へと戻り、解散した。
今回は春山合宿不参加となった星野のフォローアップのためにこの山行を作った。日帰り装備の行動で疲れてしまうなど、体力不足は感じたが、地形の把握はよく出来ていた。たくさん体力をつけて来年度の合宿に備えてもらいたい。また、今回は田畑をサブリーダーにして一本をとるタイミングや場所などを決める練習をしてもらった。ちょうど良いポイントを逃してしまいそうになることはあったが、星野の体調や靴擦れの有無等の確認はこまめにしていて良かった。この調子で頑張って後輩を育ててもらいたいと思う。
(報告者︰米山 未羽)