モロクボ大滝 F1 30m
山行報告書
目的 |
沢登りにおける読図能力向上、歩行技術の向上、ロープワーク技術の向上
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山域 | 西丹沢 モロクボ沢 |
日程 | 令和6年9月5日(木) |
メンバー | 2年 黒木、曹、星野 1年 久保、加藤 OB L.賀来素直HC(ヘッドコーチ) 学生5名+ヘッドコーチ1名計6名 |
行動報告
9月5日(木) 晴 25℃
西丹沢ビジターセンター09:45〜10:30モロクボ沢入渓点10:50~11:10モロクボ大滝12:20~13:10善六ノタワ分岐~15:15畦ヶ丸15:35~17:45西丹沢ビジターセンター
新松田駅に集合して8:25発のバスに乗り込む。平日なので車内は空いている。西丹沢ビジターセンターにて準備を整え出発。1年生は初めての沢登りである。序盤の大滝と中盤の苔庭園が特徴のモロクボ沢、どんな感想を持つだろうか。
アプローチで沢を観察するとなかなか水量が多めで初心者主体のパーティーとしては慎重に判断しないとリスクが高そうだ。台風10号にともなう長雨の影響が想定よりかなり大きい。
入渓点に到着し早速沢靴に履き替える。河原歩きは久保も加藤も順調についてくる。迫力のモロクボ大滝は写真撮影後、FIX工作して右岸を巻く。水晶沢出合までは増水の影響が大きい。小滝では水をかぶりながらの直登をする場面もあり、良いスパイスになった。釜は泡でよく見えない状態なので少し危険だ。その一方で水流が藻を洗い流し、ほとんどヌメることがない。
源頭に近づくにつれてルートファインディングが難しくなるため、逐一立ち止まって地形図を読む。学生は全員自信なさげなご様子。事前の地形図の読み込みと現地での地形観察を繰り返して身につけてほしい。
水が枯れてからは少し早めに尾根に上がって畦ヶ丸頂上を目指す。途中に猛毒のカエンタケが生えていて、触らないように気を付けて進む。畦ヶ丸で記念撮影をして、工事中の真新しい避難小屋を見学しに立ち寄る。
下山路はところどころ丸太橋が流されているので足元を濡らしながら通過し、西丹沢ビジターセンターで着替えてから19:00の最終バスに乗り込んだ。
(報告者:賀来素直)