ビギナーフェース基部にて
山行報告書
日本大学山岳部
目的 | クライミング、支点構築、ロープワーク技術の向上 |
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山域 | 湘南 鷹取山 |
日程 | 令和4年2月15日(火) |
メンバー | 4年 L山崎颯太、喜多嶋拓海 3年 柴田 亮、米山未羽 2年 石田爽斗、角野将也 1年 三橋譲二、籾井大空、山形龍也 コーチ 國谷良介、監督 大谷直弘 以上11名 |
行動報告
2月15日(火) 晴れ 6℃
追浜駅08:00~08:30岩場~(クライミング)~16:00岩場~16:20下山
帰省中の1年、許以外の部員と大谷監督、國谷コーチと一緒に鷹取山へクライミング山行を行った。大谷監督、國谷コーチ、山崎は集合1時間前に合流し、ビギナーフェースにロープを設置しに向かった。ビギナーフェース上部に向かうため、最初に國谷コーチがFIXロープを張り、後から山崎、大谷監督が向かう。FIX終了点はビギナーフェースのカンテ上部の太い柵から取った。ロープは3本垂らし、ビギナーフェース全体を楽しめるようにした。各ルートのロープも上部の太い柵から支点を取った。バックアップについては柵以外の支点が無く構築するのが難しかったが、大谷監督が柵を跨ぎ、奥の太い生木からスタテイックロープを張り気味にセットした。
ちょうどロープを設置し終わったころに後発組が到着した。1、2年生のほとんどが初めての岩場なので緊張と興奮した様子が見て取れた。3年生が岩場の注意点を指導した後すぐに1、2年生が登り始める。
室内のジムとは違った感触なのか皆思うように登れず苦戦していた。2時間半ほど登った後、もう一本ロープを垂らし懸垂下降の練習を行う。初めての外岩でのロープワークなので、上部に向かうためのFIX通過を含め一つ一つ確認しながら進めていく。1、2年生は合計4回懸垂下降を行った。余った時間でもう一度クライミングを楽しみ今回の鷹取山トレーニングを締めくくった。
コロナで思うような活動ができない中、外岩でロープワークができたことは部室での練習に留まっていた下級生にとって良い機会になった。今後も実践的な山行を増やして技術の習得に励みたい。
参加してい頂いた大谷監督、國谷コーチありがとうございました。クライミングやロープ設置に関してご指導やご助言大変勉強になりました。
(報告者:山崎颯太)
ビギナーフェースをクライミング中の3年米山