左から賀来、中田、岡本、水越、村木(OB)、加藤、井上、檜山、鈴木快美(OG)、篠崎、原澤OB
公益社団法人 日本山岳会 学生部マラソン大会報告
主催者 | 公益社団法人 日本山岳会 学生部 |
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場所 | 皇居 |
日程 | 平成26年11月9日(日) 12:30開始 |
気象 | 曇り 気温14度(競技開始時) |
◎出場校
早稲田 慶応 立教 専修 中央 明治 東京大 武蔵野 東海大 学習院 横浜国大 法政 東京農大 神奈川大 東海支部 日本大他
◎本学参加者
3年 賀来、宝迫(JAC事務局/ゴール記録)
2年 水越、加藤、篠崎、井上、檜山
1年 岡本、中田
◎OB/OGチーム 村木富士、鶴見暁子、鈴木快美、原澤 修
※応援 古野理事長 大谷監督
団体戦レース状況・・・
1チーム4人1組で実施された団体戦(1人5km×4人)に、日大山岳部から3組が出場しました。
①日大Aチーム:岡本(1年)・中田(1年)・水越(2年)・井上(2年)
②日大Bチーム:檜山(2年)・賀来(3年)・篠崎(2年)・加藤(2年)
③日大OB+OGチーム:原澤修・鶴見暁子・鈴木快美・村木冨士/平均年齢45歳
上位を狙った日大Aチームは、第1走でエース岡本が7位でタスキ(スリング)をつなぐと、続く中田、水越が徐々に前の走者に詰め寄る好走。アンカー井上はついにゴール手前で前方2人と並び、デッドヒートとなりましたが、惜しくも抜き去ることはできず、7位に留まりました。しかし今年大会に臨んだのは、1,2年生で来年に期待が持てます。
一方、参加23チーム中、唯一のOBチームとなった日大OBチームは、「目標は日大Bに勝つこと」に目標を定め、群馬・みなかみ町在住の元チーフリーダー・原澤修を大会2週間前に投入し、チーム力をアップして臨みました。現在、体重53kg、体脂肪率5%というアスリート体型を持つ原澤は、「毎日8km走って準備してきました」といい、卒業後、12年とは思えない走りで、日大Bに大差をつけました。しかし原澤が作った貯金も、第二、三走者が走り終える頃にはほぼつき、アンカーで大会最年長の64歳・村木OBは、あっけなく日大Bの加藤の背中を見送ることになりました。
◆団体戦順位
①早稲田大A ②明治大A ③学習院大 ④中央大 ⑤混合チーム ⑥東海支部
⑦日本大A ⑧東京農業大 ⑨東京大A ⑩明治大B ⑪神奈川大 ⑫東京大B
⑬早稲田大B ⑭法政大 ⑮武蔵野大 ⑯専修大 ⑰立教大 ⑱青山学院大
⑲日本大B ⑳日本大OB ㉑女子チーム、㉒東海支部B ㉓横浜国大
個人戦レース状況・・・
第1周目を日大トップの17位で通過したのは、1年生の中田。体調が優れなかったという中田だが、その後も好走は続き2周目は14位、3周目はさらに順位を上げ、13位でゴールしました。「(10月に出場した)フルマラソンで岡本に15分も差をつけられたことが悔しかったんです。秋山合宿は参加できなかったので、その間にずっと走ってました」(中田)
一方、日大のエースとして期待された岡本は、27位と本人の望んでいた結果に届かず、「めちゃくちゃ悔しいです。悔しいしか出てこない」。日大チームで3番目にフィニッシュした2年の水越は、冗談とも矜持ともとれる言葉で「下で強くても山で強くなきゃ意味ないですから」と1年生2人を牽制していました。また全出場者中、唯一のOB参加となった原澤修は、36位でゴール。まずまずの結果に「目標は走りきることだったのに、現役学生に負けてないことがわかってすごくうれしい。自信になりました」と振り返りました。
◆個人戦順位(部内)
①中田②岡本③水越⑤原澤OB⑤桧山⑥井上⑦篠崎
不参加:賀来 棄権:加藤
1位 中央大 52:51:00
2位 早稲田 56:45:00
3位 愛知学院 58:45:00
4位 東京農大 60:26:00
(一部省略)
13位 中田航平(本学)1年 66:39:00
27位 岡本碩士(本学)1年 70:54:00
30位 水越健輔(本学)2年 73:20:00
36位 原澤 修 (OB) 75:36:00
53位 桧山泰平(本学)2年 80:52:00
60位 井上 理 (本学)2年 88:59:00
62位 篠崎さやか(本学)2年 90:41:00
(報告者:鈴木快美・大谷直弘)
マラソン大会開会式
原澤OBの体型は矢吹 丈と数値が同じです(175cm:53㌔:体脂肪率5%)今回、出場をお願いするため大谷監督自ら新潟まで出向きお願いをしてまいりました。その後、彼は昼休み3キロ、毎夜5キロのロードワークを自らに課し、当日に備えてくれました。奥様、ご理解・ご協力有難うございました。来年も第1走者確定です。