1999年 初夏合宿 北アルプス穂高連峰
期間 | 平成11年6月18日(金)~21日(月) |
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メンバー | L深沢4、小林3、京増2、石川2、鳥居1、原澤1、加納1、佐藤OB |
場所 | 北アルプス 穂高連峰 横尾定着 |
6月18日(金) 雨
上高地(06:35)~横尾(09:15)
雪訓場偵察(10:30~16:00)
少し雨が降っている中、横尾に向かう。結構いいペースで歩くが、1年生はしっかりついてきている。途中、新村橋のケルンに寄るが、ケルンは発見できなかった。最後になって加納が少し遅れる。幕営後、深沢と石川で雪訓場の偵察に5・6のコル直下まで行く。雨が激しくなり、全身ズブ濡れとなる。
6月19日(土) 雨~曇
BC(09:20)~蝶ヶ岳(11:40)~BC(13:15)
昨日からの雨が朝まで降り続く。8:00まで待機すると、雨が止んでくる。蝶ヶ岳に向けて出発するが、また雨が降ってくる。山頂近くで雨は止む。山頂の展望はガスの中。BCに帰り、濡れたものを乾かす。
6月20日(日) 曇時々雨~晴
BC(07:20)~雪訓場(11:15~14:20)~BC(16:45)
朝、涸沢方面は濃いガスに覆われ、BCでも時々雨が降るので出発を遅れせる。涸沢まで行く間に晴れ間が出てくる。雪訓中は快晴。歩行訓練は無難に終わるが、シッヘルが皆できず、時間がかかる。グリセードはやり方を教え、涸沢に帰る途中に交えながら行う。
6月21日(月) 快晴
BC(04:55)~涸沢(07:20)~白出しのコル(09:30~10:45)~奥穂山頂(11:50)~BC(17:00)
今合宿でいちばんの快晴。涸沢までは快調なペースで歩く。白出しのコルへの雪渓の登りで1年生が遅れる。トップの石川とラストの鳥居との時間差は1時間15分。山頂に着いたときにはガスが出始める。白出しのコルから涸沢まで直下降とグリセードの訓練をしながら下る。BCに着くと、佐藤が待っていた。
全体を通して・・・
梅雨時にもかかわらず、最初の2日間、雨に降られたものの、それ以降は晴天に恵まれ、全行程を消化することができた。短期間であったが、内容の濃い合宿ができたと思う。1年生は、上級生に負けない貪欲さがあり、将来性を感じた。2年生は、もう少し全体を盛り上げる立場であることを理解し、1年生の指導も含めて努力してもらいたい。また、小林は長期間のブランクを体力的にも感じさせず、指導もできていた。新メンバーになって最初の合宿であっただけに、各学年ごとに自分の役割を再認識したであろう。それを生かし、夏合宿を実り多い合宿になるよう頑張ってもらいたい。
深沢