1998年 夏山合宿 北アルプス北部 剣沢定着 分散入山

期間: 平成10年8月3日(月)〜8月5日(水)

メンバー: L本多4、松本4、石川1

ルート: 室堂〜雄山〜剣沢

 

8月4日(火)雨

室堂(10:45)〜雄山(13:00)〜剣沢BC(17:00)

 ダムの駅長室に上ノ廊下隊の荷物をデポさせてもらい(菓子折が効いた)、雷電へとアルペンルートを進むが、激しい風雨のために雷電が閉鎖されてしまう。しかたなく室堂から歩く。一ノ越、雄山へと進むが石川のペースが悪い。横殴りの雨で寒く、早く着きたいのだが・・・。ぬれねずみで剣沢に到着。内蔵ノ助カールは非常に雪が少ないが辛うじて雪訓ができそうな状態であった。

8月5日(水)霧〜雨〜晴れ

剣沢BC(08:00)〜六峰取付(10:20)〜剣沢BC(13:00)

本多、松本で雪訓場と取付の偵察にガスの合間をぬって出発する。平蔵谷出合まではシュルンドが開いており右岸の夏道を行く。長次郎雪渓は途中で完全に分断されており、右岸の岩場を200m程巻いて再び雪渓に戻る。雪訓は右俣で可能。六峰取付付近には全く雪はなく取り付くまでに落石に注意が必要。農大を始め学生が多かった。午後、剣沢小屋にあいさつに伺い、食堂の写真を見せていただきコーヒーまでご馳走になった。

本多

メンバー: L深沢3、佐藤3、京増1

ルート: 大日尾根 桂台〜奥大日岳〜剣沢

 

8月3日(月)雨

停滞

 大雨で称名川が増水しているため、称名平へのバスが運休している。道路も通行するが危険ということなので、停滞とする。

8月4日(火)曇り〜雨

桂台(08:55)〜称名平(10:00)〜大日平山荘(12:20)〜大日小屋(18:00)

 朝には雨が止み、称名川の水も昨日の三分の一程度になっているが、バスは11時まで運休となっている。そこでゲートのある桂台までタクシーで入り、称名平まで歩く。天気は時々激しい雨が降ったり止んだりとはっきりしない。大日平山荘を過ぎると雨が降り続け、登山道が川になっている。数回沢を渡渉し、全員靴の中までびしょ濡れになりながら、大日小屋に着く。

8月5日(水)曇り時々雨

大日小屋(07:30)〜奥大日岳(10:30)〜別山乗越(14:45)〜剣沢(15:20)

 朝から雨が降っており、出発を遅らせる。ガスのためせっかくの眺望も全くきかない。時々晴れ間がのぞくが、連日の雨に皆少々疲れ気味である。剣沢に着き、全員の再会を喜ぶ。

深沢