山行報告書

日本大学山岳部

  的)1年生の靴慣らし、リーダーシップ・メンバーシップの向上

  域)丹沢 鍋割山

  間)令和5年5月21日(日)

メンバー)3年 L三橋壌二

1年  曹 婉婷、鈴木大翔   

   OB  大谷直弘 監督                    4名

気  象)曇り時々晴れ 気温18

 
 

令和5年521日 鍋割山山頂にて 

行動報告)

07:45渋沢駅集合0755タクシー移動)~08:10大倉バス停08:30~二俣10:10~後沢乗

11:00~12:20鍋割山山頂12:50~後沢乗越13:50~二俣14:40~16:10大倉バス停(バス

移動)~16:30渋沢駅解散

 

 日曜日ということで、大倉行きのバスは多くの登山客で混みあっていた。そのため、渋沢

駅からタクシーで大倉へと移動し、大谷監督と合流する。パッキング、読図、靴紐の結び方

を指導し、体操を済ませ出発する。出発後はしばらく林道歩きであり軽快に歩を進めつつ、

30分ほどで本日初めての一本を取る。一年生二人は現在地の把握が難しいようで、読図に

手間取っていた。

 

 その後も一本を挟みつつ順調に進む。二俣を通過後、しばらくして登り道へと入る。登り

ということでゆっくりと進むが、湿度が高く汗が噴き出してくる。しかし、登山道が整備さ

れたのか、以前に来た時よりも歩きやすく、気持ちよく登ることができた。途中で一本を取

った際には、曹のザックにはヤマビルが群がり、鈴木はヤマビルに噛まれたりと丹沢の洗礼

を浴びていた。後沢乗越を通過後は急登が続くため、一本をこまめに取りながら進み1時間

強で山頂に到着。山頂はあいにくの天気であり眺望は望めなかったが、皆、登りきった達成

感で充実しているようであった。

 

 30分ほど談笑し、山頂を後にした。地面がぬかるんで滑りやすくなっているため、ゆっ

くり慎重に下っていく。後沢乗越の手前まで来たところで、一年の曹がひざの痛みを訴える。

話を聞く限り、筋疲労によるひざの痛みだと判断し、曹の荷物全てを大谷監督が担いでくだ

さることになった。そのためか曹の膝の痛みは軽減したようで、順調に下っていき大倉に 到着。

 

 今回は一年生を交えての初めての山行であった。一年生二人は疲れたようで、下山後は満

身創痍であった。初夏合宿までに少しでも体力向上ができるように、共に精進したい。とは

いえ、疲れながらも楽しそうに登っている様は、見ていて気持ちが良かった。これからも一

緒に登れることを楽しみにしている。

 

(報告者:三橋 壌二)

 

 

 

鍋割山へ向けて出発!(大倉バス停にて)

 

 

 

 

鍋割山頂直下

 

 

山頂での談笑

 

二俣にて

 

 

丹沢で鹿に遭遇