山行報告書

日本大学山岳部

目  的)新人歓迎山行

場  所)T‐WALL 錦糸町店 (雨天のため高尾山からクライミングジムへ変更)

日  程)令和5年4月30日(日)

メンバー)4年 角野将也

3年 L三橋壤二  籾井大空

2年 田畑 

     1年 曹 婉婷(入部確定者)、5名

OB 宝迫哲史コーチ、柴田 、大谷直弘監督         以上13

 

歓迎会クライミングの開始…日大山岳部のメンバー

 

行動報告

430日(日) 晴れ 20

錦糸町駅(集合)10:00~10:30 T-WALL錦糸町店(クライミング)18:00 現地解散 

 

高尾山が雨予報となっていたこともあり、新入生との交流はクライミングジムでするこ

とにした。午前10時に錦糸町駅改札前にて、大谷監督、柴田OB、入部確定者の曹を含む

1年6名と集合する。集合した後、1年生と雑談しつつジムへ向かい、30分ほどで到着。

ジムにて、宝迫コーチと合流する。

 

今回は、1年生全員ともクライミング未経験ということで、登り方やその際の注意事項を

説明し、スラブ壁で何度か練習をする。30分ほどすると慣れてきたのか、垂壁や反り壁に

挑戦するもいた。皆、初めてではあるものの、バランス感覚が良いためか6級を完登する

までになった。この調子だと、すぐに追い抜かれてしまいそうである。

 

2時間ほどボルタリングをした後、1年生がロープクライミングにも興味を示していたこ

ともあり、部員がロープクライミングを実演する。思いの外、やってみたいとの声が多かっ

たため、宝迫コーチの指導の下、1年生もトップロープ壁を登ることにした。ロープ壁でも、

最初に何度か落ちる練習やビレイヤーとの意思疎通の練習を行ってから登攀を開始する。

 

流石に最初は苦戦していたものの、何度か挑戦しているうちにコツを掴んだのか完登す

る者が出てきた。技術もさることながら、諦めずに挑戦し続ける気持ちは見習いたい。

その後もロープクライミングに精を出しつつ、気分転換にボルダリングを行ったりとクラ

イミングを満喫し18時に現地解散とした。

 

今回は、例年通りに高尾山で歓迎山行を実施することができなかった。しかし、幸か不幸

か、皆で同じ課題に挑戦する過程を経たことで、1年生同士の中は深まったようだ。

参加してくれた1年生と、また同じ山行に行けることを楽しみとしたい。1年生の中には

まだ入部を検討している者もいるようだが、この歓迎会をきっかけとして、山岳部に興味を

持ってくれることを期待している。

 

(報告者:三橋壌二)

 

左から:宝迫コーチ、三橋(3年)、田畑(2年)、角野(4年)、籾井(3年)

撮影 柴田(OB)

 

上級生がデモを行う

 

バランス感覚を活かし、1年生の曹(法)が登る。