山行報告書

日本大学山岳部

 初冬の甲武信岳を登る   

 奥秩父 甲武信岳

日  程 令和4126日(7日(水) 前夜発1

メンバ 1年 椎野菜那

L.大谷直弘(監督/OB)、高橋佑太(OB)、原島千尋(OG

                          学生1名+OBOG3名 計4

 

甲武信岳頂上2,475mにて 左から椎野(1年)、原島OG、大谷OB      撮影:高橋OB

 

行動報告

116日(火)(移動日)

1900 東急東横線綱島駅集合~監督車両にて移動~2335毛木平駐車場着(就寝)

 

117日( 晴れ2℃(入山時)

0615 毛木平駐車場~0755 ナメ滝~0925千曲川水源地標~955 主稜線ジャンクション

1015 OB 慰霊地点~1120 甲武信岳頂上~11:57主稜線ジャンクション~1320ナメ滝~1435 

毛木平駐車場(行動終了)OB

 

 出発前、パルスでspo2,bpmを測定。出発時間を15分も過ぎてしまった、先ずは反省。

今回、1年生の椎野部員の体力、経験値アップを計るため甲武信岳への計画を作った。

長野在住の公務員、高橋佑太OB、原島千尋OGも参加協力を頂いた。2人にとっては本年2月に

甲武信岳付近で亡くなった山岳部OBの慰霊も併せて行うことが出来た。

 

 高橋OBとは7日早朝、出発前に毛木平駐車場にて合流し計4人で登り始める。

6日に日本列島を低気圧が通過したこともあって、林道の2ピッチ目でうっすら雪が積もっている。

千曲川沿いの林道と言うより散策道や探勝道と言った感じである。途中から、チェーンスパイクを

装着して登る。立派な千曲川水源地標から登りが少し急になるが、ゆっくりしたペースで登る。

主稜線のジャンクションに出てから水師方向に向かい、慰霊地点にスグに到達し黙とうを捧げる。

お線香をたき、日大コールを飛ばす。大谷のコールは2発目になると声が裏返る。嗚呼、歳を感じる。

お線香はしっかり消火して残りをザックに入れて回収する。

 

 甲武信岳頂上に向かう。頂上は無風状態で日差しが春のように暖かい。展望は素晴らしく周りの

山を殆ど見ることが出来た。写真を撮りまくって、登って来た登山道を毛木平駐車場へと下山する。

椎野部員の下山もうまく足の運びが出来るようになり、今日1日でかなり歩き慣れしてきたようだ。

北面のルートだが、行きも帰りも殆ど登山道は凍ってなく、チェーンスパイクも程よく効いた。

椎野部員にはこれから3月まで、幾つか山行に参加して経験を積んで行って貰いたい。

                                     (報告者:大谷直弘)

 

ナメ滝の上(左から椎野、原島OG

 

ここから本格的な登りが始まる(左から高橋OB、原島OG、椎野部員)

 

頂上直下の樹林帯

 

頂上にて(左から原島OG、椎野部員、高橋OB

 

 

下山後、毛木平駐車場にておでんを作ります、作ると言ってもコッフェルに入れて煮込むだけ、トッピングで

結び昆布と帆立風かまぼこを入れる…おでんはコッフェルの後始末(ふき取り)が簡単で良いです!

 

4人で美味しくおでんを頂きました。