山行報告書

日本大学山岳部

 

     的)アイゼンでの岩稜帯歩行および登攀技術の向上、ロープワーク技術の向上

     域)飯能 日和田山

     間)令和4101日(土)

メンバー)4年 L米山未羽

                  3年  石田爽斗

     2年  三橋譲二、許 方于

     1年  田畑天、椎野菜那

  OB    國谷良介コーチ、村上洋道コーチ            8

 

 

男岩基部で準備を進める部員たち (左から1年田畑、椎野、2年許、3年石田)

 

行動報告)

101日(土) 晴れ 29

08:00高麗駅(集合)~08:30岩場~(クライミング開始)~15:30岩場(クライミング終

了)~15:30岩場(出発)~16:30高麗駅(到着)解散

 

 朝から天気が良く、気温が高くなることが予想される天候であった。

時間通りに参加部員全員が集合し、日和田山に来るのが二回目である1年田畑をトップ

にして出発した。

 

 岩場に到着した後、すぐに國谷コーチ、村上コーチと2年の三橋でロープを設置しに行

った。当日は、休日にもかかわらず岩場にはクライマーがおらず、どこにでもロープを設

置しに行くことが出来る状態であった。そのため、比較的アイゼントレーニングに適して

いる男岩の南面スラブに、トップロープを2本設置することができた。その間に、岩の下

では下級生たちにハーネスやヘルメットを着用してもらい、準備運動等も済ませた。

 

今回の目的はアイゼンを着けた状態での岩場の登り方を練習することだが、登るライン

やホールドを覚えるため、最初の一回はアイゼンを着けずに登山靴のみ履いて登ってもら

った。久しぶりの外岩であったが、ほとんど全員問題なくビレイができていた。しかし一

部ビレイが怪しい部員がいたため、特に注意して指導をした。登っているうちに日差しが

強く、暑くなってきたことから、こまめに水分補給をするよう指示を出す。

 

二回目からはアイゼンを着けた状態での岩の登り方について説明した後、アイゼンや手

袋を着用した状態で登ってもらった。皆最初は慣れないアイゼンと手袋を着用してのクラ

イミングに苦戦していたが、回数を重ねるごとに慣れてきたようだ。全員が3回ずつ登っ

た後、13:00から昼食とした。

 

一通り登り終えた後は、2年許が外岩での懸垂下降未経験であったため、懸垂下降の訓

練に移った。1~3年生は全員計23回程度懸垂下降をこなし、トレーニング終了とし

た。その後全てのロープを回収し、16時に下山を開始した。 

(報告者:米山未羽)

 

 

 

國谷コーチにトップロープの設置を教わる2の三橋 (2年になるとロープセットも行う)

 

準備中の3年石田と2年許

 

 

アイゼンは登っている途中で外れないよう、しっかりと着ける

 

この日は男岩にトップロープを設置した。ビレイヤー︰田畑、クライマー︰椎野

 

 

何度も繰り返し登る。

 

 

アイゼンの扱いに少し慣れてきた1年田畑

 

 

今回ご参加いただいたコーチの方々左︰村上コーチ、右︰國谷コーチ