山行報告書
日本大学山岳部
目 的)沢の読図、沢登りの経験を積む
山 域)西丹沢 マスキ嵐沢
日 程)令和4年5月8日(日)
メンバー)4年SL米山未羽、柴田亮
3年 角野将也
2年 籾井大空、山形龍也、許 方于、三橋譲二
OB L.賀来素直ヘッドコーチ、大谷直弘監督、鈴木快美OG 以上10名
気 象)晴れ 気温20度
令和4年5月8日~源頭を詰めて権現山山頂にて
行動報告)
8:00新松田駅(バス移動)〜9:35大滝橋バス停〜10:20入渓点〜13:40 F7〜14:46権現山山頂
〜16:09西沢出合〜16:42西丹沢ビジターセンター(解散)
予定通り8:00に全員集合し、バスで大滝橋に向かう。少し雲は多いが、気温も高く天気
は悪くなかった。入山してからは大滝沢沿いを歩いていく。2日ほど前まで降っていた雨
で増水していることを予想したが、そのような様子は見受けられず、沢の水量は少なかっ
た。入渓点でハーネスと沢靴を履き、ほとんどの部員が初対面であった賀来ヘッドコーチ
に自己紹介をしてから出発する。先日行った葛葉川とは違い、なだらかな見た目が特徴的
な沢だった。多くの滝で賀来コーチにリードをしていただく。
先日も葛葉川で沢登りをしたおかげか、皆前回よりも少し慣れた手つきで登っていた。
普段は右から巻くという核心部のF7(10m)は、乾いていたため直登した。Ⅲ級+位の難易
度であった。山頂への尾根直前のザレた急登は滑りやすく難儀したが、お助けロープがか
かっていたため、ありがたく利用させてもらった。源頭詰めの際の獣道ではヒルも少なく、
快適な山歩きが楽しめた。山頂では集合写真を撮り、少し長めに休憩をとってから下山を
開始する。途中いくつか分岐が分かりにくいところがあったが、地図を見ながら慎重に進
み、西丹沢ビジターセンターに到着・解散した。
今回が2回目の沢登りである部員がほとんどで、お助けロープの使用やFIX通過も問題
なくできていて良かったと思う。また、今回が初沢登りであった3年の角野も楽しそうに
していた。しかし、一部登る際のかけ声について改善していかなければならない部員がい
た。沢登り好きな部員が多いようなので、今後積極的に沢の計画を作っていきたい。
(報告者:米山 未羽)
入渓点までは大滝沢沿いを歩く
マスキ嵐沢 入渓点の標識
滝が現れるごとに現在地の確認をしながら進む
F7(10m)はクライミングっぽくて楽しい枯棚であった。
F7 10m~下級生が登り終え最終を登る米山主将
西丹沢ビジターセンター手前の橋