山行報告書

                       日本大学山岳部

目  的) 沢登りを経験する 

山  域) 丹沢 葛葉川本谷

日  程 令和454日(

メンバー)  4年 米山未羽 柴田 亮

      3年 石田爽斗

2年 三橋壤二 山形龍也 許 方于 籾井大空

L.   大谷直弘OB/監督) 國谷良介(OB/コーチ)

                            9名

気  象) 晴れ  気温21度(行動開始時7:55) 

 

葛葉川本谷 葛葉の泉入渓点

 

行動報告)

秦野駅700集合(車両移動)~葛葉の泉755~大平橋1150~富士形の滝1300

~源頭1425~三の塔尾根1530~三の塔頂上1545~二の塔1630~葛葉の泉

1740~菩提原バス停1814(車両移動)~秦野駅1835(解散)

 

秦野駅に集合し、タクシーに分乗して葛葉の泉(入渓地点)へ移動する。日替わりで天気

が変わる今年のGW前半、うまくお天気に恵まれた。早速沢支度、準備体操を終えて入渓す

る。ヒル対策も怠りなく沢足袋にヒル除けを噴霧する。沢に入る、出だしのヒンヤリ感は気

持ちをシャッキとさせてくれる。最初の堰堤を越えて、ブッシュの中を國谷コーチにトップ

をお願いし、適宜ロープを出しながら小滝を乗っ越して行く。暫く進むと、最初のF1(5m)

が現れるが、水量が少なくなんなく通過する。

 

横向きの滝(7m)、板立の滝(8m)はロープを付けて慎重に通過する。この頃になると

沢にお日様も差し込み体も温まりメンバーの動きも良くなる。大平橋手前、曲りの滝(7m)

はちょっとしたシャワークライムを体験することができた。大平橋以降の後半は沢筋も細

くなり、小さな滝やミニゴルジュの通過と小ぶりながら変化があって楽しめる。富士形の滝

8m)を越え標高も大分稼いでくると、眼下に秦野テクノパークが広がり、その先には相

模湾が望める。

 

源頭部で水を補給し三の塔尾根に突き上げるが、大谷の判断が甘く突き上げの小沢を1本

右に詰めてしまった。左の小沢に入り、直ぐに左の支尾根に取り付き三の塔尾根を目指さな

ければならなかった。源頭部から30分ほど登り、三の塔尾根に合流、頂上まで一気に登る。

5月の丹沢は新緑の頃を迎え緑と言うか、どちらかと言うと黄緑だ。頂上を吹き抜ける風も

まろやかで実に心地良い。ガチャものをパッキングして、二の塔尾根経由で入渓点の葛葉の

泉まで戻って来る。行動終了後の整理体操を終えて菩提バス停まで歩く。

            (報告者:大谷直弘)

 

 

行動開始前の準備体操~葛葉の泉にて

 

F3 7m

 

 

 

   

F4 2条5mの上で小休止

 

 

 

板立の滝手前 3mの小滝~何とも新緑がまぶしい

  

板立の滝 7m 左岸の右壁から取り付く~上部落口が少しだけイヤらしいが、今回はお助

け紐があった。

 

   

大平橋手前、曲り滝 2段7m

 

曲り滝を登る2年籾井

 

 

富士形の滝 8m

 

 

三の塔頂上(後方左から國谷コーチ、柴田、米山、三橋 前列左から石田、籾井、山形、

許)                               撮影:大谷