山行報告書

日本大学山岳部

目  的)アイゼントレーニング(冬山に向けて岩場での訓練)、

     登攀、懸垂下降技術の向上

山  域)飯能 日和田山

日  程令和元年1215(日)

メンバー)4年 L福島端流(早入り)

2年 川下景正(早入り)、喜多嶋拓海

1年 柴田亮(早入り)、中野聡士            5

日和田山ゲレンデ 女岩基部取り付きにて(左から2年川下、1年柴田、1年中野、

2年喜多嶋 撮影:4年福島)

行動報告)

1215日(日) 晴れ 3

08:00高麗駅(集合)〜08:30岩場〜(クライミング開始)〜15:20岩場(クライミング終

了)〜15:50岩場(出発)〜16:18高麗駅(解散)

 7時に福島、川下、柴田の3人でロープセットのため早入りをする。山崎、相澤、柳は体

調不良のため急遽不参加となった。全く体調管理がなっていない。川下が柴田にロープセッ

トの指導をしながら女岩南面に2本ロープを垂らす。後発隊が到着するまでの間でプルー

ジックを用いた懸垂下降の訓練を行う。

 

 8時半に後発隊の喜多嶋と中野が岩場に到着し、岩場での注意事項や冬山合宿の槍ヶ岳を

想定したアイゼントレーニングの意識、アイゼンの前爪の置き方を説明しクライミングを

開始する。最初はアイゼンでのクライミングに慣れず、オーバー手袋での操作にも苦戦して

いたが回数を重ねるごとに上達していった。ビレイも特に問題はない。

 

 45回程登ったところで昼休憩をとる。晴れてはいるが気温が低く寒い。休憩後は、懸

垂下降の訓練を行う。懸垂下降は場所を変えて女岩西面にロープを設置する。柴田と中野は

ミスなく下降出来ていた。冬山合宿での懸垂下降の下りを想定して、セットをするまでの時

間を1分以内で行わせる。14回程行った時点ではじめよりだいぶスムーズにできるよ

うになった。

 

訓練を終えると少し時間が余ったのでクライミングシューズに履き替えクライミングを

楽しんだ。15時半にロープを回収し記念撮影をした後、高麗駅に下山する。

日曜日ということもあり、他の登攀者が多くいたので男岩は利用できず1日中女岩での

訓練となった。冬山合宿に向けてのアイゼントレーニングと懸垂下降はとても良い訓練と

なった。あとは本番に向けて準備あるのみだ。

(報告者:福島端流)

アイゼン、オーバー手袋を装着してクライミングの練習をする1年生柴田部員

 

アイゼン、オーバー手袋を装着してクライミングの練習をする1年生中野部員

 

アイゼン、オーバー手袋を装着して反復クライミングの練習をする1年生柴田部員(左)

1年生中野部員(右)