山行報告書

                             日本大学山岳部

目  的) 山スキーによる登山、山スキー技術の習得

山  域) 菅平高原 四阿山 山スキー登山(2,207m)

日  程) 平成30326(月)

メンバー)L. 大谷直弘(OB/監督)

3年 國谷良介、高橋佑太

3年 原島千尋、野上博史               計5

   象) 晴れ 気温2度(行動開始時0615

四阿山頂上にて          (撮影:大谷直弘)

左から 野上博史(1年)、高橋佑太(3年)、國谷良介(3年)、原島千尋1年)

 

新入生の皆さん、山岳部でお会いしましょう。お待ちしています。

                                                   

行動報告)

325() 車両にて千石部室発2130 →あずまや高原ホテル下駐車場着0045

326()  あずまや高原ホテル下駐車場0615〜牧草地入口鉄柵645〜中四阿分岐

標識(2,200m)1005〜頂上直下リッジ1035〜四阿山頂上1050〜(同

ルート下降)〜あずまや高原ホテル下駐車場1335

 

3月中旬、高温に関する異常天候などとなり、10日までの天気とは異なり寒い冬、多い

雪はいつのことだったのだろうかと戸惑うばかりだ。雪は有るのだろうか?滑れるのか?

不安、疑心暗鬼のままの出発の日となった。

 

 26日朝、あずまや高原ホテル脇の登山道から登り始める。歩けども雪の無い状況に不安

にかられるも、牧場脇の斜面から雪が出はじめ、シール登高に切り替える。山スキー初め

ての1年生野上部員もスグに動作のコツを掴み、いいピッチで登り続ける。

 

白樺林を抜け中四阿山分岐手前で、雪がきれるのでスキーをデポする。

更に植生保護策のロープに導かれるように頂上稜線まで登る。ヘルメットを着け、ストッ

クをピッケルに持ち替えて頂上まで登る。頂上到着後、浅間山、富士山、八ヶ岳、南ア、

中央ア、御嶽、乗鞍、北ア、後立、高妻、火打、妙高…・360度の眺望を楽しむ。頂上に

て山岳部岳人募集の横断幕を持って、記念撮影を行う。

 

今回は四阿山分岐手前で、山スキーのランチを作って食べる。西側、一列に並んだ北ア

ルプス・後立山連峰を眺めながら“おでん”を頂く。ゆっくり昼食タイムを取った後、

最後はスキーで樹林帯を縫うように滑り降り、牧場脇の登山道まで一気に戻ってくる。

 

                             (報告者:大谷直弘)

 

スキーを担いで30分ほど登山道を歩くと、やっと雪が現れる

 

白樺林の中を登り始める。白樺の白い樹皮と青空のコントラストがいい

 

標高も高くなり森林限界を超えると、雪も締まってシールが良く効くようになる

 

左から1年生の原島、野上の両部員

 

スキーをデポして、ヘルメットを着けてピッケルに持ちかえて頂上稜線に向う

 

四阿山頂上 左から:大谷、高橋(3年)、野上(1年) 前列:原島(1)

 

山スキースペシャル・ランチ:今回は“おでん”です。おでん+桜えび天+シャウエッセン

おでんにシャウエッセンはよく合います

 

アルプスを眺めながらゆっくりと昼食を頂く

 

下りも白樺林を滑り降り最後の斜面に出てくる

 

最後の斜面を滑り降りて、登山道との合流点まで戻ってくる