山行報告書

                             日本大学山岳部

 

山  域) 東籠の塔山(2,227m)

日  程) 平成30130日(火) ※29日(月)は移動日

目  的) 山スキーの技術習得、 東籠の塔山(2,227m)の登頂

メンバー) L. 大谷直弘OB/監督)

2年 川村洸斗(2年)

1年 原島千尋、渡辺悠介、村上洋道、山田哲平      計6

 

気  象) 曇りのち 晴れ 気温−16度(第3ペアリフト降り口 午前930

東籠の塔山頂上:後列左から 原島(1年)、川村(2年)、渡辺(1年)

        前列左から 山田(1年)、村上(1年)

 

129() 部室発2115→湯の丸山スキー場地蔵峠駐車場0000車中他にて就寝。

130()

地蔵峠駐車場800〜第2ペアリフト848〜第3ペアリフト降り口(リフト最高点)

930〜池の平P1058〜東籠の塔山山頂1155〜池の平P1245〜池の平P(昼食)

〜第3ペアリフト降り口(リフト最高点)1355(行動終了)〜スキー場ゲレンデにて

スキーの練習〜地蔵峠駐車場1600

 

行動報告)

 

29日夜、仕事を終わらせ部室にて学生部員と合流し、湯の丸高原スキー場まで車を走ら

せる。現地到着後5時まで車内他にて就寝。午前6時に準備を開始するも、ビンディング

の調整に時間がかかる。西籠の塔山にかかる雲が抜けきらないが、行動を開始する。リフ

トを乗り継いで林道入口にてシールの装着を行うが、予定より時間がかかってしまう。

 

池の平P(駐車場)に向けてシール登高を開始する。予報通りお天気は朝方から徐々に

良くなりつつある。今回、山スキーが初めての部員が多いので、池の平Pに山スキーを

デポして、東籠の塔山へはツボ足で取り付く。トレースがしっかりと残っているのでラッ

セルもなく頂上に達する。思ったほど風もなく頂上からの眺めを堪能して、記念撮影後に

同ルートを下降する。

 

池の平駐車場に戻り、昼食の準備に取り掛かる。今回のスペシャル昼食はモツ煮。冷え

た体にアツアツのモツ煮はパワーを与えてくれる。昼食後、林道下りはスキーが走るよう

にワックスを塗る。登ってきた林道をスキー場目指して一気に滑り降りる。第3ペアリフ

トの降り口にて、休憩を挟み14時からゲレンデ場にてスキーの練習をする。今年も天気

に恵まれ良い山行ができた。鹿沢の国民休暇村にて温泉に入浴して帰京する。

 

                              (報告者:大谷直弘)

 

池の平Pに向けて林道をシール登高する

 

 

東籠の塔山頂上:後列左から 大谷(OB)、原島(1年)、川村(2年)、渡辺(1年)

        前列:村上(1年)

 

山スキー・スペシャルランチ〜今回はモツ煮込みです。モツ煮込みの元にソーセージ、

ホタテ、玉こんにゃくのトッピングを大量に投入し煮込みます。

 

モツ煮は冷えた体には最高です。

 

 

 

番外編 東籠の塔山 山スキー山行編  1年生 原島千尋 の場合

1年生 原島千尋 部員(生物資源科学部:国際地域1年)〜慣れない山スキーに格闘する

 

 今回、山スキーを使って東籠の塔山を登った。何やらまだまだ山スキーの計画はあるようで、

個人的には楽しみだ。来月早々、2月合宿が始まる。それが終われば今度は春山合宿の準備

に入る。そして4月を迎えれば新入生が入ってくる。新入生勧誘も山岳部にとって重要な

活動だ。いま、新入生の勧誘に向けて、私の1年をどう伝え、何を山岳部で感じ取って貰

えるのかを自分なりに考えている。

 

勧誘で新入生に伝えたいことは沢山ある。技術や知識、経験だけではない筈である。

自然、仲間、組織……それに向き合う自分、そこで頑張れる自分、そのようなもの全てだ

ったりする。何というか五感で感じ取ったものも伝えられたら、もっとステキかな。

でも、答えなんかありゃしない。“どうしたもんじゃろの〜” 山岳部、今の自分が伝え

られること、伝えたいこと、何というか……・まぁ、とにかく楽しくて忙しいところかな。

 

4月、桜で満開になる生物資源の勧誘ブースで新たな出会いを楽しみにしている。

 

                        そぅ、ワタシはハラシマ・チヒロ