山行報告書

                             日本大学山岳部

目  的) 山スキーによる登山、山スキー技術の習得

山  域) 菅平高原 根子岳スキー登山(2,207m)

日  程) 平成29225(土)

メンバー)L. 大谷直弘(OB/監督)

1年     白土朝香、川村洸斗、近藤

OB 原田洋(OB会会長)          計5

   象) 晴れ 気温-5度(行動開始時830

根子岳頂上にて2,207           (撮影:原田洋OB)

左から 川村洸斗(1年)、大谷直弘(OB)、近藤歩(1年)、白土朝香(1年)

      新入学の1年生の皆さん、入部をお待ちしております!

行動報告)

124() 車両にて横浜発2045 →菅平高原奥ダボススキー場駐車場0145

125()  奥ダボスエリア(ビートリフト)830〜奥ダボス第1トリプルリフト

最高点900〜避難小屋17941030〜根子岳頂上1145〜避難小屋17941225

奥ダボス第1トリプルリフト最高点1300〜奥ダボスエリア(ビートリフト)1330

(行動終了) 13301500までスキー場ゲレンデにおいてスキーの練習を行う。

 

今回、OB会の原田会長にも参加して頂き、122日の根子岳山スキー山行に参加出来な

かった1年生を募って根子岳へ登って来た。早朝、駐車場前の車道から目標の根子岳が姿

を現している。雲一つない青空にクッキリと白い頂きを望むことができる。本日はピーカ

ンを通り過ぎて“ド・ピーカン”となった。朝から春山の様な陽気に1年生も行動開始前

から楽しげである。1年生は今シーズン2回目の山スキーなので、各自出発前の準備は手慣

れた要領で進めている。

 

リフトを2つ乗り継ぎ、奥ダボス第1トリプルリフトにてスキーにシールを装着し、行動

を開始する。お天気が良いので他の登山者も大勢登ってくる。山スキー、ワカン、アイゼ

ン、スノーシュー、ゲレンデスキーを担いだツボ足組まで。はたまた、犬を連れた登山者

までいる。兎に角、登り方のスタイルは多様である。良いことだと思う。

 

我が隊も、頂上まで小刻みに休みを取りながらシールで登って行く。天気が良く、少し

動き始めただけで大汗状態になる。他のパーティーと抜きつ抜かれつ、ゆったり、まった

りと春山の様な陽気の中、頂上を目指してビスタリ、ビスタリと登る。

 

頂上に到着し記念写真を撮って、しばし景色を堪能する。風も弱く最高のコンディション

である。見渡すと浅間山の噴煙が多くなってきている。シールを外し、バックルを締め直

し、兼用ブーツをスキーモードに切り替えて滑り始める。頂上から南西よりに滑り下り、

避難小屋上部にて登路と合流する。あとは一気に奥ダボス第1トリプルリフト最高点まで

戻ってくる。アッと言う間に滑り降りてしまう。

 

ここで本日のスペシャルレーションである“カレー南蛮”を作ることにする。食事を平ら

げ、お腹が満たされたところで、一旦駐車場まで全員で降りて登山行動を終了する。

空身になってから1500までゲレンデにてスキーの練習を行う。駐車場前のホテルで

入浴してから帰路に着く。素晴らしい1日となった。

                              (報告者:大谷直弘)

 

 

シールの装着が終り、これから行動開始である。写真右後方のピークが根子岳。

左から:川村(1年)、近藤(1年)、白土(1年)の各部員 

            

先頭を行く近藤部員、2番手の川村部員、3番手は白土部員〜根子岳頂上へ登る。

 

標高を上げていく。真っ青な空に向かって登って行く感じがいい。

 

避難小屋付近を行く。白土部員も山岳部での山スキーが2回目となり、慣れた要領で軽快に登

って行く。後方はスノーシューとワカンのパーティーであるが意外と速い。

 

土曜日、ピーカン、無風、暖かい…・最高のコンディションとなった。

 

避難小屋を過ぎると、斜度が少し増してくる。クライミングサポートをセットして登る。

 

根子岳頂上にて(左から川村洸斗、近藤歩、原田OB、白土朝香)

 

根子岳頂上にて〜ネコ岳と言うことでお決まりのジャガーポーズ!

 

唐沢右又上流よりに頂上から下降する。カリンカリンの雪質だが全員上手く滑ってくる。

 

今回のスペシャルレーションは“ちからカレー南蛮”岳食カレーうどんに生ネギ、もち、厚切り

ベーコンをトッピングする。勿論、七味唐辛子も標準装備。

 

美味しいカレー南蛮が出来上がりました。ネギもトロッとして良い感じです。

 

一足早い春を感じつつ野外で食べるカレー南蛮〜“美味い!”ただただ、それだけである。

 

無事滑り降りてきたメンバー、バックは根子岳全景。根子岳とぽっかり雲、いい山だ。また来年も学生さんと行こう。