山行報告書
日本大学山岳部
目 的) 山スキーによる登山、山スキー技術の習得
山 域) 菅平高原 根子岳スキー登山(2,207m)
日 程) 平成29年1月22日(日)
メンバー)L. 大谷直弘(OB/監督)
4年 加藤
純
2年 國谷良介
1年 福島端流、新保裕也、近藤 歩 計6名
気 象) 晴れ 気温-7度(行動開始時8:35)
根子岳頂上にて2,207m (撮影:大谷直弘)
左から 加藤(4年)、福島(1年)、國谷(2年)、近藤(1年)、新保(1年)
行動報告)
1月21 日(土) 車両にて横浜発21:00 →菅平高原奥ダボススキー場駐車場01:15
1月22 日(日) 奥ダボスエリア(ビートリフト)8:35〜奥ダボス第1トリプルリフト
最高点9:10〜避難小屋1794m10:15〜根子岳頂上11:00〜避難小屋1794m11:35〜
奥ダボス第1トリプルリフト最高点12:00〜奥ダボスエリア(ビートリフト)13:10
(行動終了) 13:30〜15:00までスキー場ゲレンデにおいてスキーの練習を行う。
今年の1年生は山スキーに興味がある部員が多く、要望に応えて今年も根子岳に行って来
た。行動前、駐車場にて山スキー、兼用ブーツの装着と取り扱いについて説明をして、
目標の根子岳を望みルートの説明をする。夜明け頃から頂上付近には雲がかかり始めて
おり、山頂付近は風が強そうだ。本日は冬型の合間に当たったと言う感じだが、冬型が
崩れた時でも、上空に寒気が入っていると風が強くて寒い。明日からはまた冬型になる
予報。毎年来ているが、1月の根子は晴れても風の強くない日に当たったことがない。
リフトを乗り継ぎ、奥ダボス第1トリプルリフト最高点にてシールを装着して順調に登り
はじめる。このルート、日曜日となれば山スキー、スノーシュー、ボーダーと賑やかな
ルートである。1年生も初めてにしては、直にコツを掴んだかシールを雪面に捉えながら登
ってくる。頂上手前の樹林帯を突き抜けて少し登ると、頂上の祠が見えてくる。
頂上からの視界はない。風が強いので集合写真を撮って、頂上直下の風下に退避して下降
の準備に入る。シールを外していよいよ下りに入る。2年生の國谷君を先頭に、根子岳の
頂上から一気に下り始める。後続の登高者との接触を避ける為、下降ルートは南西寄りに
取る。避難小屋上部で登高ルートに合流する。
1年生は全員がスキー経験者であり上手く滑ってついてくる。山スキーに大変興味があるよ
うで楽しみな存在だ。戻って来た奥ダボス第1トリプルリフト頂上駅で、昼食としてお汁
粉を作って食べる。風が強く寒い中での行動だったので、体も暖まりひと落ち着きと言っ
た感じだ。駐車場へ全員で降りて行き登山行動を終了する。空身になってから15:00まで
ゲレンデ場にてスキーの練習を行う。帰路、真田の湯に浸かり帰京する。
(報告者:大谷直弘)
頂上までシールで登り頂上からスキーで無事下りてくる。写真右後方のピークが根子岳。
左から:新保(1年)、加藤(4年)、近藤(1年)、國谷(1年)、福島(1年)
(撮影:大谷直弘)
先頭の新保君はいつも一生懸命登る、2番手の近藤君は少し余裕、3番手は福島君
根子岳頂上へ登るハイウエイルートです。
標高を上げていくと、気温が下がり雪もしまりシールの効きも良くなっていく。
避難小屋とほぼ同じ標高地点にて1回目の休憩をとる。
根子岳の頂上〜ネコと言うことでジャガーポーズの近藤と新保です。
頂上直下まで下り、シールをスキーから外しヘルメットを装着して滑り降りる準備をする。
余裕の1年生新保部員です。
下降のトップは2年生の國谷部員からスタートを切る
シールを外し、下りはじめる〜トップは2年生國谷部員
昼食にお汁粉を作る。3メーカーのミックス(IYのPB、アマノフーズ、井村屋)残り物ですが、全部混ぜて作ってみました。
1年生の新保部員〜“もちも美味い!”