山行報告書

日本大学山岳部

目  的)ロープワーク技術の向上、登攀技術の向上

山  域)湘南 鷹取山

日  程)平成29722(土)

メンバー)3 L國谷良介

2年  川村洸斗、福島端流

1年  前澤優太、渡辺悠介

OB    賀来素直コーチ                   6

写真左から:國谷、福島、川村、渡辺、前澤、賀来コーチ

 

行動報告)

追浜駅08:0008:30岩場(クライミング開始)〜16:00(クライミング終了)〜1700

追浜駅

予定通り追浜駅に集合し、岩場へ向かう。岩場に他パーティーは来ていない。途中から

数パーティーが来て子不知などを登っていたが最後まで混雑することはなかった。

先ずは川村と福島が賀来コーチ指導の下、親不知ジェードルルートにトップロープの設置

を行う。その間、前澤と渡辺は子不知南面下部の斜面でFIX通過訓練を行う。初夏合宿不

参加だった渡辺もFIX通過の流れを理解できたようだ。

 

休憩を挟み、早速登り始める。渡辺はクライミング初心者であるが、ジェードルルート

をすらすらと登り切ってしまった。前澤は序盤苦戦していたが、後半はコツをつかみ上手

に登れていた。2年生2人も初めての鷹取山だが難なくクリアしていた。その後、左壁にも

ロープを設置して易しいリッジ状のルートを登る。ビレイも事前にクライミングジムにて

訓練したこともあり問題なくできていた。

 

 1年生が3回ずつ登り、ビレイもできたところで懸垂下降訓練に移る。まず川村が手本を

見せ、1年生が続く。怖がっていたが数回繰り返すうちに慣れ、手順をよく理解して下りる

ことが出来ていた。予定のメニューを一通りこなせたので、最後に親不知南面フランケの

「天の川」(5.10)に挑戦する。賀来コーチ、國谷は完登。川村は半分ほど、福島は序盤で

力尽きてしまった。2年生は新たな目標を見つけたようだ。16時に撤収して追浜駅へ向か

った。

 

天気が良く気温も高かったが、風があったおかげで例年ほどの暑さを感じず気持ちよく

クライミングを楽しむことができた。日和田山での訓練に参加できていなかった1年生2

人も夏合宿前にロープワークの基本を習得することができてよかった。今年の1年生は皆

クライミングに意欲的な者が多く、今後の上達に期待したい。

(報告者:國谷良介)

ジェードルルートを登る1年生の渡辺。

 

ジェードルルート(W−)は見た目より簡単、高度感を身につけるのによい。

 

ザイルセット後アップザイレンする川村。

 

天の川を登る賀来コーチ。

 

横須賀の海を見つめ、故郷富山湾に思いをはせる〜1年生の前澤君です。

 

1年生の前澤〜現在、マッスル化への肉体改造が当面の課題されている、ガンバレ!