山行報告書
日本大学山岳部
目 的)遠征に向けた高所順応
山 域)富士山(吉田口ルート)
日 程)平成29年7月11日(火)〜7月12日(水)
メンバー)L.高根澤亮太(日本大学4年)
江口 岳志(東京医科歯科大学4年) 計2名
行動報告)
7月11日(火)
バスタ新宿15:40〜19:30富士山五合目総合管理センター20:00〜(吉田ルート)〜00:30富士山山頂
渋滞の影響で登山口への到着が遅れてしまった。富士山五合目は少々肌寒かった。登山
料の1,000円を徴収された後、長い坂道歩きを開始する。登山道は小屋の明かりが眩しく、
まさに観光地であった。7号目の地点でのSPO2は76ほどであったが、休憩をとるとすぐ
に90以上まで回復した。その後もゆっくり登っていく。8合目には小屋に泊まれなかった
登山客がエマージェンシーシートにくるまって寝ていた。かなり寒そうだ。高度障害は殆
ど出ることなく山頂に到着した。風を避けられるベンチの横でツェルトにくるまり、夕食
を済ませて就寝する。月がとても綺麗だ。
7月12日(水)
富士山山頂05:30〜(須走ルート)〜08:30富士山五合目総合管理センター
朝、登山客に足を踏まれて目が覚める。起き上がると山頂はご来光目当ての登山客で溢
れていた。場所を移動してもう一眠りしようとするが、うるさくて眠れない。ご来光を拝
み早々に下山を開始する。太陽が高くなるにつれて気温が高くなる。かなり暑い。やはり
富士山は夜に登るべきだと思う。三時間ほどで下山し帰京する。
2年前は早いペースで登ってしまい頭痛などの高度障害がでたが、今回は自分にあったペー
スをつかむことができたと思う。遠征までの残り約一ヶ月だ。確実に準備を進めていこう。
(報告者:高根澤亮太)